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2月27日、満月を迎えます。スノームーンと呼ばれる「最後の満月」です。

2月27日17時17分、満月を迎えます。

この満月はネイティブアメリカンによって「スノームーン」と名付けられています。雪が深く積もった山間に浮かぶ静寂で神秘的な満月の姿がイメージされます。そして占星術的に注目すべきは、この満月は「最後の満月」であることです。

というのは、占星術的には3月20日が一年のサイクルの始まりとなるからです(今年の場合)。暦ではこの日に春分を迎え、太陽は12星座最初の世界である牡羊座に移動します。太陽が蘇る大いなる始まりの時であり、あの世とこの世が繋がる彼岸の中日でもあります。

そしてこの春分前の「最後の満月」がこのスノームーンなのです。

満月は一つのサイクルのピークですが、この「最後の満月」は一年間の総決算的な意味合いも持っています。乙女座の場所での満月なので物事を畳んで整理していく流れにあることから、世界の波乱が次第に収まっていく暗示という解釈もできます。

もう一つ注目すべきは、変革の星・天王星と共鳴する満月であることです。つまり、天王星が放つ変革の力を柔らかく受け止めながら世界を照らす満月ということ。月光により畳まれ収まっていく世界は、再び開く時にはもう以前と同じ世界にはなりえないというこを強く暗示しているように思えます。

お伝えしたように3月20日には春分を迎え、新たな一年のサイクルが始まります。

この満月から3月13日の新月までの期間は、自分の中での1年間を整理して、新たなサイクルへの決意を固めていくことが大切となるようです。