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「雀始巣」の時です (3/20-3/24)
二十四節気「春分」の初候が、七十二候の「雀始巣(すずめ はじめてすくう)」です。 これまでの「啓蟄」の15日間と、「春分」からの15日間を合わせて「仲春」といいます。春の真ん中の時期です。そして、春分の初候が「雀始巣(す…
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「菜虫化蝶」の5日間です (3/15-3/19)
二十四節気「啓蟄」の末候が、七十二候の「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」です。 「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」とは文字通り受け止めれば、「青虫が羽化してモンシロチョウとなる」という意味です。そして、菜虫が蝶になるこの…
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「桃始笑」の5日間です (3/10-3/14)
二十四節気「啓蟄」の中候が、「桃始笑(もも はじめてさく)」です。 中国から伝来したころの古い暦では「桃始華」となっていますが、その後、日本では「華」が「笑」へとアレンジされました。どちらも吉祥のイメージを持つ字には違い…
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蟄虫啓戸(すごもりのむし とをひらく)の5日間です(3/5-3/9)
二十四節気「啓蟄」の初候が、七十二候の「蟄虫啓戸(すごもりのむし とをひらく)」です。 「蟄」とは閉じこもるという意味合いです。つまり「蟄虫」とは、土中で冬ごもりしている虫のこと。そしてその虫が「戸を開けて出てくる」とい…
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草木萠動(そうもく めばえいずる)の時です(2/29-3/4)
二十四節気「雨水」の末候が、七十二候の「草木萠動(そうもくめばえいずる)」です。 二十四節気の「雨水」も終わりに近づきました。末候は「草木萠動(そうもくめばえいずる)」。読んで字のごとくのわかりやすい時候です。春の気を受…
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霞始靆(かすみはじめてたなびく)5日間です(2/24-2/28)
二十四節気「雨水」の次候が、七十二候の「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」です。 「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」に入りました。靆は「棚引く」の古い訓読みです。山にかかる雲が層をなし、横に長く伸びる様子を表しています…
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土脉潤起(つちのしょう うるおいおこる)5日間です(2/19-2/23)
二十四節気「雨水」の初候が、七十二候の「土脉潤起(つちのしょう うるおいおこる)」です。 二十四節気の雨水(うすい)の初候は、「土脉潤起(つちのしょう うるおい おこる)」です。脉(しょう)という字は見たことがないかもし…
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「魚上氷(うお こおりをいずる)」5日間です(2/14-2/18)
二十四節気「立春」の末候が、七十二候の「魚上氷(うお こおりをいずる)」です。 2月14日で立春から10日が経ち末候となります。「魚上氷(うおこおりをのぼる)」もしくは氷を“いずる”と読みます。春の気が強まったことで水の…
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黄鶯睍睆(うぐいす なく)5日間です(2/9-2/13)
二十四節気「立春」の次候が、七十二候の「黄鶯睍睆(うぐいす なく)」です。 立春から五日が過ぎ、次候の「黄鶯睍睆(うぐいす なく/こうおうけんかんす)」の頃となります。黄鶯とは高麗鶯(こうらいうぐいす)、中国に生息する種…
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東風解凍(こち こおりをとく)5日間です(2/4-2/8)
二十四節気「立春」の初侯が、七十二候の「東風解凍(こち こおりをとく)」です。 二十四節気の初めである立春、その最初の五日間を東風解凍(こち こおりをとく)といいます。「こち」とは全く耳慣れない言葉ですが、瀬戸内海の漁師…