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3月14日は満月、そして、皆既月蝕! 運命が反転する「蝕の季節」に突入します。

3月14日午後3時54分、満月を迎えます。そして、この満月は太陽に照らされた地球の影に「喰われ」ます。そう、月蝕が起こるのです。

月蝕はつねに満月とともに起こる現象です。太陽に照らされた地球の影が、満月の光を少しずつ覆っていく現象のことをいいます。そして、今回は月が影のなかに完全に沈む皆既月蝕となっています(残念ながら、日本では観ることができません)。

西洋占星術の世界では、「蝕」の解釈についてはさまざまな見方があります。しかし、多くはそこに「急激な変化」という意味を見出しています。太陽や月が瞬時に「喰われる」様子は、なにか秘められた力が一気に解き放たれるかのようであり、歴史を紐解けば、「蝕」を変革の合図と捉え、大胆な行動を起こした人物が数多く存在することがわかります。

この月蝕から一ヶ月は、「蝕」が連続して、運命が反転する「蝕の季節」となります。

「触」はいつも連続して訪れます。今回だと、3月14日の月蝕、3月29日の日蝕、そして、4月13日の満月と「触」が連鎖することになります。そして、この「触」が続く一ヶ月間を、西洋占星術では「蝕の季節」と呼びます。

「蝕の季節」は約半年に一度のペースで訪れますが、いつも月蝕→日蝕→月蝕といった感じで「蝕」が連続します。月蝕とは、満月が地球の影に隠れることで「喰われる」ように見えるとき。そして、日蝕とは、太陽が新月と重なることで「喰われる」ように見えるとき。これらは、ふだんであれば、満月と新月という約一ヶ月に一度ずつ訪れる現象なのですが、それぞれが「蝕」を伴うことによって、現在進んでいる運命が「喰われる」と解釈できます。いま進んでいる運命がぐるりと「反転」する可能性が出てくる期間。これが「蝕の季節」です。

「蝕の季節」とは、現在走っている運命とは違う、もうひとつの運命が現れうるときです。運命学のひとつの考え方で、現実や運命はひとつではないという思想があります。いま私たちが経験している世界は、多くの可能性のなかから、選び取られたひとつであって、これ以外にもたくさんの現実や運命が並行して進んでいるという考えです。そして、あなたがいまの現実を歩いている時、急にこういったストーリーがあなたの日常に入り込んでくるというのが、「蝕の季節」に起こり得ることなのです。

今回、この「蝕の季節」が、あなたにもたらす影響をストーリーとしてお伝えします。「蝕」の特徴はその予測不能性です。ですので、あまりはっきりした影響をお伝えすることはできません。ただ、そこには「急激な」というキーワードがつねに鳴り響いています。そして、「運命が反転する」とは、この急激なできごとと、それを受け止める私たちとの相互作用にほかならないはずです。

以下では、星座タイプ別に、「蝕の季節」があなたの運命に与える影響の「可能性」をストーリーとしてお伝えします。少し抽象的な文章ですが、読みながらあなたの心に浮かぶストーリーを大切にしてみてください。

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12星座別、「蝕の季節」が与える「もうひとつの運命」とは?(3/14〜4/13)