11月13日は新月。「蝕の季節」の終わりを告げる、予感の満ちた真空です。
11月13日の午後6時27分、新月を迎えます。この新月は10月15日の金環日蝕から始まった「蝕の季節」の終わりを告げるものです。運命に突然の変化が訪れる「蝕の季節」はこの新月により終わりを告げ、同時に、新しい光り輝く始まりの予感を強くもたらすのです。
新月は「終わり」と「始まり」が同居する現象です。
新月の瞬間、太陽の陰に隠れた月はその光をすべて失い、宇宙の漆黒に同化します。これは一つの満ち欠けのサイクルの終わりであり、新たな光のサイクルが始まる直前の「ゼロ地点」と言うことができます。真空状態とでも表現できそうな「可能性そのもの」が詰まった空白が新月であり、そこに人々は新たな始まりを見出して各々の願いや誓いを投げかけます。つまり、緊張感に満ちた「蝕の季節」の終了を告げるこの新月は、新しい世界が開けていく「始まり」の予感に満ちているのです。
今回の新月はまた、変革の星・天王星と正面から向き合う配置になります。つまり、月と太陽とは重なった状態で、真正面に位置する天王星と向き合うのです。これは変革のエネルギーが強く渦巻く暗示。新月がもたらす「始まり」は、天王星がもたらす変革により、これまでとは違う道を進み始める暗示もあるのです。
以下の記事では、天王星が人々にもたらす変革について、12星座別にお伝えします。今回の新月が、天王星がもたらす変革の道のりを加速させるイメージで文章を読んでみてください。
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