５月２９日、水星が蟹座に移動。逆行によるコミュニケーションへの影響は？

５月29日から８月５日まで、コミュニケーションを司る星・水星は蟹座に滞在します。

星はそれぞれのスピードで12星座を巡る旅をしています。
例えば土星は２、３年に１度のペースで星座を移動します。そのどっしりとした重さがあるから、人々を成長に導くための大きな負荷を与えることができるのです。
そして水星は2,３週間に１度という速いペースで星座を移動していきます。水星はこの軽さとスピードを持っているからこそ、言葉や情報などを伝達する役割を担っているのです。

ただ、今回の水星の蟹座滞在は約２ヶ月という長い期間にわたります。

これは途中で逆行期間を挟み込むからです。水星は６月17日に逆行開始して、そのまま７月12日まで蟹座の世界で逆行を続けます。水星がその後、蟹座を後にして獅子座に移動するのは８月５日となっています。
星が逆行する期間は、その星が司る運命の調整期間となっています。これは、日々生活を送るなかで本来の運命から少しずれていく流れを、正しいレールに戻す期間とイメージしてみてください。そのため逆行期間は少々、ガタ付きやトラブルが起こりがちです。特に水星のように速い速度で進む星ほど、人々は逆行の影響を直接感じやすくなっています（逆に冥王星や土星など重い星の逆行は、じんわりしていて実感できないことが多い）。

そしてその逆行のピークといえるのが７月１日。この日に逆行を続ける水星は太陽と重なるのです。
ここである種の「底打ち」が起こります。もし誤解や揉め事等があったとしたら、この日あたりでその理由がわかる瞬間がやってくるはずです。

水星が蟹座に滞在する期間は、温かい心の通ったコミュニケーションが生まれる傾向があります。家族や仲の良い友人との関係性がさらに深まるような時期でもあります。ただ一方で、仕事の情報収集やプレゼン、あるいは多くの人と交流するようなコミュニケーションのあり方には、あまり力を注いでくれません。
一言で表すと、世の中全体のコミュニケーションが「外より内」となる時期です。

そして、水星が与えるより具体的な影響は、その人の星座タイプによって変わってきます。以下、12星座から自分のタイプを選んで、水星が運ぶ運気を確認してください！

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