
2月28日は「最後の新月」。一年の幸運を振り返り、未来へと繋げる新月です。
2月28日午前9時44分、新月を迎えます。
そもそも新月とは、月と太陽が重なり、太陽の光によって隠れた月がその光をすべて失う状態です。約一ヶ月に一度訪れるこの瞬間は、ひとつの満ち欠けのサイクルが終わり、次のサイクルが始まろうとする境目にあたります。それは、古いエネルギーが消え去り、新しいエネルギーがまだ生まれていない特別な時間。いわば「真空」です。この「真空」が人々の想いを吸い取り、新たな月光を生み出す。そんなイメージから、人々は新月に願いや誓いを捧げるのでしょう。
今回の新月は魚座で生まれることから、「最後の新月」と呼ぶことができます。この新月の後、3月20日に、西洋占星術的な新年である春分の日を迎えるのです。西洋占星術では、太陽が真東から昇る春分の日に、新たな一年のサイクルがスタートします。つまり、新年を迎える直前のこの新月は、一年の「終わり」と一年の「始まり」が交差する「真空」という、特別な意味を持つわけです。
さらに、今回の新月は、幸運の星である木星と鋭く共鳴します。木星は2月初頭に逆行を終え、現在はフルスピードで人々に「幸運と拡大」を降り注いでいます。このタイミングで生まれる今回の新月は、昨年5月から木星があなたにもたらしたもの、経験、関係性などを改めて見つめるよう促します。あなたは木星の力により、多くのものをすでに手に入れている。今回の新月はそんな気づきをあなたにもたらすことになります。
以下にて、12星座別に、木星があなたに注いでいる「幸運と拡大」をお伝えします。あなたのここ一年と重ね合わせながら、文章を読んでみてください。自分でも見逃していた幸運がそこに存在していたことを、あなたは知るかもしれません。
※自分の星座タイプ、四柱推命タイプがわからない人は、SOLARITAサイトに無料登録すれば知ることができます。SOLARITAサイト
12星座別、木星がもたらす約一年分の幸運(2024.5/26〜2025.6/10)

