逆行を終えた木星が天秤座タイプにもたらす「幸運と拡大」(2/4〜6/10)

2024年5月26日から2025年6月10日までの約一年間、木星は双子座に滞在します。

木星は拡大を司る星。ものごとを一気に広げるという役割を担っています。木星はよく幸福の星と呼ばれますが、これは、木星がものごとやお金、感情などを拡大することで人々を幸福に導いていくからです。木星は約一年間ひとつの星座に滞在し、その星座に合わせた「拡大の運気」を人々にもたらしていきます。つまり、幸運は一年ごとに変化するわけですが、その変化する幸運を私たちにもたらしながら旅を続けているのが、木星という星です。

ただ、2024年10月から2025年2月初頭にかけては、「なんだか運気が停滞している」と感じられたかもしれません。これには西洋占星術的な理由があります。この期間、木星が逆行という特殊な動きをしていたのです。

逆行とは、私たちの視点からだと、星が通常とは逆方向に動いているように見える現象です。西洋占星術では、この逆行を「運命のリセット期間」や「調整の時期」と捉えています。ちょうど私たちが体の凝りをほぐそうとストレッチをするように、宇宙も運命の流れを整えるために、この逆行という現象を利用すると考えられています。

「幸運と拡大」の星・木星が逆行すると、一時的に新しい展開が起こりにくくなるという傾向が生まれます。ものごとの流れが過去へ、過去へと遡るように動くので、「上手くいきそうで、上手くいかない」というもどかしさを覚えた人も多いのではないでしょうか。

しかし、この停滞期間は決してネガティブなものではありません。むしろ、これまでの運気の流れを整理し、より質の高い幸運を呼び込むための準備を進めてくれるもの。「過去に戻る」ことによって、人や情報、言葉となんらかの再会を果たした人もいるはずです。過去のボタンの掛け違えを修正し、改めて「幸運と拡大」を加速させる期間。それが、木星の逆行終了後の2月4日から6月10日までの約四ヶ月間となります。

冒頭でお伝えしたとおり、2024年5月26日から2025年6月10日まで、木星は双子座に滞在します。以下では、この約一年間、木星があなたにもたらす「幸運と拡大」について説明します。

運命に積もった澱みが逆行によって振り落とされ、いま、幸運の純度は高まっています。そして、木星は天秤座タイプであるあなたの「幸運と拡大」を改めて加速させるフェーズに。これをふまえて、木星が天秤座タイプのあなたに与える影響を確認してください。

木星が2024年5月26日から年6月10日まで、天秤座タイプにもたらす「幸運と拡大」

繰り返しとなりますが、木星は約一年間ひとつの星座に滞在し、その星座に合わせた「拡大の運気」をもたらしていきます。

そんな木星が双子座に滞在する2024年5月26日からの約一年間、天秤座タイプのあなたのなかでは、

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