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10月29日、水星が射手座に移動!ふだんの約三倍のエネルギーが新たな交流を生む。

水星は、早いペースで12星座を旅している星です。この俊敏さがあるからこそ、さまざまな情報を一気に広めるという役割を担っているのです。まさに、情報を瞬時に拡散するSNSのような星。10月29日午後8時2分、この水星が、射手座へと移動します。

スピーディーに旅を続ける水星がひとつの星座に滞在するのは、通常は二、三週間。ところが、今回の水星は、その約三倍にあたるおよそ二ヶ月という異例の長い期間を過ごすことに。これは、途中で逆行期間を挟むため。しかも、今回は逆行の影響で、ひとつ前の星座に戻ってしまうという珍しい現象が起こります。

具体的な動きを整理してみましょう。水星はまず、射手座を正しい方向に進んでいき、その後逆行を始めます。そのまま逆行を続けることで、ひとつ前の蠍座に一時的に逆戻りします。そして、逆行を終えると、改めて蠍座を正しい方向に進み始め、その後「再び」射手座入りを果たします。その後、ようやく次の星座へと抜けていくという複雑な航路を辿るのです。つまり、射手座と蠍座の間を行ったり来たりすることで、滞在期間もふだんの約三倍になるというわけです。

水星の逆行中は、言葉やコミュニケーションの微調整が行われるため、誤解や勘違い、情報の混乱などが起こりがちです。ただ、逆行とは、決してネガティブな現象ではありません。いつもは使わない方向に筋肉や関節を伸ばすことで、体の巡りをよくするかのごとく、運命が正しい方向に進むために調整するものであり、いわば、運命のストレッチ。逆行期間は、運命の流れをよりよくするための準備期間です。

だからこそ、ひとたび逆行を終えると、それ以降はまるでパズルのピースがぴたりとはまったかのように、言葉やコミュニケーションが驚くほどスムーズに巡り始めるはずです。

今回の水星の動きは、以下の五つの期間に分けることができます。

①10月29日〜11月10日:水星が射手座で順行する期間

「新たなコミュニケーションが生まれる」

②11月10日〜11月19日:水星が射手座で逆行する期間

「新たな交流を手に入れるために必要なコミュニケーションの調整が行われる」

③11月19日〜11月30日:逆行する水星がひとつ前の蠍座に戻り、逆行を続ける期間

「やり残した課題に出会う」

④11月30日〜12月12日:逆行を終えた水星が改めて蠍座で順行する期間

「出会うべきだったコミュニケーションを、改めてやり直す」

⑤12月12日〜2026年1月2日:水星が再び射手座に滞在する期間

「後戻りを経て、①の新たな交流がしっかりと形作られる」

水星の逆行によって、人々のコミュニケーションにドラマが生まれます。大切なのは、神話の主人公のようにそのドラマを生きる意識。そう、ちょっとしたコミュニケーションの変化を、あなたの物語に意識的に当てはめていくことです。

今回の水星が織りなす五段階のドラマは、星座タイプによって変わります。新たなコミュニケーションのカタチは、以下から自分の星座タイプを選び、確認してみてください。

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12星座別、水星がふだんの約三倍もの時間をかけてもたらす、五段階のコミュニケーションの物語とは?(10/29〜1/2)