７月２９日、水星が乙女座に移動！ ふだんの三倍以上の期間滞在し、あるべき「繋がり」を取り戻す。

7月29日午前6時31分、水星が乙女座に移動します。水星はこのまま10月5日まで二ヶ月以上の期間、乙女座に滞在しながら、人々のコミュニケーションを形作っていきます。

今回の水星の影響はいつもより強力で、いつもより長いものです。

なぜ強力かというと、水星は乙女座の守護星だから。逆にいえば、乙女座は水星のホームグラウンドだからです。どの星もこういった「ホーム」を持っており、星が「ホーム」に滞在する期間、その力は強くなります。いわば実家に帰ってリフレッシュした状態。それゆえ、人々に与える影響もいつもより大きくなるというわけです。

また、水星がひとつの星座に滞在するのは、通常、三週間程度ですが、今回の乙女座では、その三倍以上という長い期間を過ごすことになります。これは途中で水星逆行期間を挟むためです。水星はまず正しい方向へと進み、その後、逆行してある程度の距離を逆戻りします。そして、逆行を終えると、改めて正しい方向へと進み、次の星座に抜けていくという経路を辿ります。つまり、乙女座内で行ったり来たりすることにより、ふだんの三倍以上の期間を過ごすことになるのです。

水星の逆行中は言葉やコミュニケーションの調整が行われるので、誤解やもめごと、勘違いやトラブルが起こりがちです。ただ、逆行とは、運命が正しい方向に進むための調整であり、「運命の整体」といったものです。日ごろは使わない方向へと筋肉や関節を伸ばすことによって、運命の巡りをよくするイメージ。ひとたび逆行を終えれば、それ以降はまるでパズルがはまったかのように言葉が巡り始めるはずです。

今回の水星の動きを整理すると、以下の三つの期間にわけることができます。

①7月29日〜8月24日：水星が乙女座で順行する期間「新たなコミュニケーションが生まれる」

②8月24日〜9月16日：水星が逆行する期間「コミュニケーションの調整、運命の整体が行われる」

③9月16日〜10月5日：逆行を終えた水星が改めて順行する期間「後戻りやトラブルなどを経て、①の新たなコミュニケーションがしっかりと形作られる」

水星逆行期間を挟むことで、人々を繋ぐコミュニケーションにドラマが生まれます。そして、持つべきは、神話の主人公のごとくドラマを生きる意識です。今回は、「ホーム」である乙女座滞在中の強力な水星の逆行。逆行を恐れずに日常のできごとに向き合い、人々と交流することが大切なのです。

そして今回の水星が織りなすドラマは、星座タイプによって変わります。新たなコミュニケーションのカタチは、以下から自分の星座タイプを選び、確認してみてください。

※自分の星座タイプ、四柱推命タイプがわからない人は、SOLARITAサイトに無料登録すれば知ることができます。SOLARITAサイト