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麦秋至(むぎのとき いたる)の5日間です(6/1-6/5)

二十四節気「小満」の末候は七十二候の麦秋至(むぎのとき いたる)の5日間となります。

ここでいう秋は実りの季節という意味で、麦秋とは麦が実る時期を意味します。冬に撒かれた麦は、この季節に黄金色に色づいて収穫期を迎えるのです。「麦秋」は夏の季語。麦畑いちめんの黄金色の穂を揺らして吹き渡っていく風を「麦の秋風」や「麦嵐」といいます。夢のような美しい光景です。

麦は秋〜冬に種まきを行います。そして1ヶ月ほど後に発芽した苗を足で踏みつける日本独特の農法「麦踏み」というものを行います。これは霜で根が浮いてしまったのを踏み固めて押さえるという意味と、茎を傷つけることで麦が持つ茎を太くしようとする反応を引き出す意味があります。つまり、麦は踏まれる程強くなるのです。

そして人間も、踏まれるほど強くなるというのは真実であるはずです。
負荷のないところに成長はなく、しゃがむことなく跳躍はできないものです。
黄金色の美しい麦畑は、私たち人間が目指すべき地点でもあるのです。


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