９月２３日、逆行中の水星がひとつ前の星座・乙女座に逆戻り！

9月10日から水星は逆行をしています。そして9月23日午後9時4分、水星は逆行するあまり一つ前の星座に逆戻りします。この動きの意味を知るには、そもそも今回の水星がどのような動きをしてきたのか、そして今後どのように動いていくのかを知る必要があります。

まず、水星は8月26日に天秤座に移動しました。そのまま天秤座を前進していたのですが、9月10日に逆行を開始したのです。逆行とは正しく進んでいた惑星が逆方向に進み始める現象です（実際に逆方向に進むのではなく、地球から見るとそのように見えるということです）。そして逆行のあまり一つ前の乙女座に戻ってしまうのが9月23日からの期間なのです。

逆行とはその星が司る運命を調整するものです。いわば「運命のストレッチ」と言ったもの。普段使わない方向に筋肉や関節を伸ばすように、逆行をすることで運命の可動域を本来の姿へと戻すイメージです。水星はコミュニケーションを司る星ですが、水星逆行中は人々の言葉に調整が起こることで誤解やすれ違いが起こりやすくなります。

それとともに逆行には「過去に戻る」という意味もあります。これまでやり残したこと、すれ違ったことと改めて出会う、やり直すという期間でもあるのです。9月23日からの水星が乙女座に戻ってしまう期間は特に、2022年前半にやるべきだったコミュニケーションを改めて行うという暗示があるのです。

とてもイレギュラーな動きをする今回の水星ですが、以下5つの期間に整理することができます。

①8月26日〜9月10日：水星が天秤座に滞在する期間

「新たなコミュニケーションが生まれる」

②9月10日〜9月23日：水星が天秤座で逆行する期間

「新たな交流を手に入れるために必要なコミュニケーションの調整が行われる」

③9月23日〜10月2日：逆行する水星がひとつ前の乙女座に戻る期間

「やり残した課題に出会う」

④10月2日〜10月11日：逆行を終えた水星が改めて乙女座で順行する期間

「出会うべきだったコミュニケーションを改めてやり直す」

⑤10月11日〜10月30日：水星が再び天秤座に滞在する期間

「後戻りを経て、①の新たな交流がしっかりと形作られる」