１１月２１日、金星が蠍座に移動。あなたの裏側と深い情念を揺り動かす！

11月21日22時22分、「好き」や「ときめき」の感情を司る星・金星が蠍座に移動します。
金星はそのまま12月16日まで蠍座に滞在し、この星座が持つ運気を「ときめき」に変えて、世界や人々に注ぎ込んでいきます。

金星は世界を新鮮に蘇らせる力を持っています。
それは初めて世界を見る幼児の驚きを人々にもたらします。「センス・オブ・ワンダー」とも表現されるもので、初めて海を見た時、初めて空をみた時、初めて猫や犬をみた時などに生まれる感動、そしてそれをを引き出す魔法こそ、金星が持っている力なのです。金星が世界に魔法をかけることで人々に「センス・オブ・ワンダー」が生まれ、それが「ときめき」や「好き」という感情につながっていきます。

ただ金星が織座に滞在するこの約1ヶ月は、こういったピュアな感覚が「世界の裏側」を照らすことになります。禁じられた相手が輝いて見える、危険な行為にどうしようもない魅力を感じる、人間の隠された本心に執着が生まれる…などなど。裏側や奥底が光り輝くように、金星が世界に魔法をかける期間となっているのです。

これは悪いことでは全くありません。光があれば影ができるものであり、表がなければ裏も存在しません。金星の「ときめき」が深い場所に潜って輝く時期に入ったということなのです。だから浮気や不倫、衝動的な肉体関係ということがおこりやすいのもこの時期の特徴です。

年末に向け、星は強い運気を放ち始めています。
12月2日までは水星も蠍座に滞在中で、金星と水星はお互いの力を強め合います。
そして11月30日には月蝕が、12月15日には日蝕が起こります。

そんな中、金星の教えに従って感情の海に深く潜り、そこで初めて理解できることも出てくるはずです。

この蠍座の金星が人々に与える影響は、正確にはその人の星座タイプによって変わります。以下、12星座別に金星の「ときめき」の行方を紹介します。

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