禾乃登 (こくもの すなわちみのる)の5日間です(9/2-9/6)
二十四節気「処暑」の末候は七十二候「禾乃登 (こくものすなわちみのる)」の5日間となります。
暦の上での秋は、しだいに深まっていきます。
こくもの すなわち みのる。
実りの秋という言葉がありますが、さまざまな穀物が実り始める時季に入りました。「禾」は稲穂が実ったところを表した文字。つまり、青々とした水田が黄金色に変わっていく時で、新米が出回り始めるころでもあります。
暦(こよみ)の吉日に「一粒万倍日」がありますが、いまはまさにそんな意味合いの季節です。冬を耐え、春に成長し、夏に勢いを増して、この季節に刈り取る。秋は農作物の収穫期であると同時に、これまでの努力が実る季節ともなっています。そう、一粒撒いた希望の種が万倍の結果となって訪れる時です。
こういった自然にサイクルから学ぶべきは、タネを撒くことの大切さです。あたりまえですが、タネをまかなければ芽が出ることもありません。撒いて刈り取り、撒いて刈り取り、を懸命に続けるうちに知らず、人として大きく成長していくものです。
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