12月1日は新月。今年を締めくくり、激動の2025年へと運命を繋ぐ。
12月1日午後3時21分、月はその光をすべて失い、完全な暗闇へと沈んでいきます。そう、新月です。新月とは、太陽と月がひとつに重なり合う瞬間です。これはひとつの周期の終わりであると同時に、新しい周期の始まりでもあります。つまり、過去と未来が交差するポイント。これから始まる未来の可能性が凝縮された瞬間ともいえます。
今回の新月には、ふたつの重要な意味が込められています。
第一に、この新月は試練の星・土星と鋭く共鳴します。これは、あなたの心に鋭い問いかけが訪れる暗示。人々との会話のなかで、あるいは、日常生活において、「自分は与えられた試練をきちんと受け止められているのだろうか」と考えさせられることになるかもしれません。
第二に、この新月の瞬間、月は情熱の星・火星と穏やかに共鳴します。火星は私たちの内なる情熱や欲望を司る星。人々の心に温かなエネルギーを注ぎ、運命に向かって前進する勇気を与えてくれます。今回の新月が火星のエネルギーと優しく結びつくことで、「情熱が新しい始まりを生み出す」、あるいは、「欲望が新しい可能性を追いかける」といった力強いイメージが浮かんでくるのです。
そのうえで今回の新月のテーマを読み解くならば、「試練を受け止めた人には、新たな情熱が生まれる」となりそうです。これまで苦しみながらもなにかを追い求めてきたあなたに、この新月は正しい運命へと繋がるための情熱や欲望を授けるはずです。
古来、人々はこの漆黒の闇である新月に願いや誓いを託してきました。新月は私たちの願いや誓いを受け止め、それらを新しい光へと変容させます。西洋占星術では、月は人々の心の象徴です。そして、月が放つ柔らかな光には、私たちひとりひとりの祈りや希望が織り込まれていると考えられています。
12月1日の新月に、願いを投げかけてください。
以下にて、12星座別に、この新月が与える影響、そして、投げかけるべき願いや誓いについてお伝えします。自分の星座タイプをクリックし、確認してください。
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