西洋占星術で読み解く、2026年上半期の運勢:運命を取り戻し、「再生」させる。
2026年上半期のテーマは、「運命を取り戻し、再生させる」です。これを理解するには、まず2025年という激動の年を振り返る必要があります。
2025年は、土星、天王星、海王星という三つの重要な星が、それぞれ約二年三ヶ月、約八年、約13年という長い年月を経て立て続けに星座を移動した、西洋占星術的にエポックメイキングとなる年。3月には海王星が牡羊座へ、5月には土星が牡羊座へ、7月には天王星が双子座へ──まるで長年固定されていた舞台装置が一斉に組み替えられるような、劇的な転換の年だったといえます。
今回重要なのは、この三つの星が2025年下半期、揃って逆行を開始したことです。しかも、引っ越し先から一度荷物を取りに戻るかのごとく、それぞれがひとつ前の星座へと引き返していったのです。
この逆行期間は、「本当に過去と決別する準備はできているのか」を最終確認するための期間。新しい家に住む前に古い家を掃除し、忘れ物がないかどうか確かめる。そんな作業を行うことで初めて、本当の意味で新しいステージに進む準備が整うというわけです。
そして、いよいよ迎える2026年上半期。
1月から4月にかけて、この三つの星が確固たる決意を持って、本来滞在しているべき星座へと改めて移動します。それは、「仮住まい」から「本住まい」への移行であり、試運転から本格稼働への切り替えです。
1月27日、海王星が牡羊座に本格移住。 夢と縁を司る星が、約13年がかりで育んできた繋がりを現実の力に変えていきます。
2月14日、土星が牡羊座に帰還。 試練と成長の星が、ここ二、三年の努力を確かな基盤として新たに挑戦するよう、背中を押します。
2月21日、土星と海王星の歴史的な重なりが発生。 これは、約36年に一度という稀有な瞬間であり、過去約36年間の総決算。今後約36年におよぶ新しい物語が幕を開ける合図です。
4月26日、天王星が双子座に再び移住。 変革の星が、本格的に新しいエネルギーを解き放ち始め、これまでとは違う時代が動き出します。
過去に戻ったからこそ、改めて未来に向かうことができる──2026年上半期の運勢は、往復運動そのもの。私たちの運命も、単に前進するのではなく、螺旋を描くように深まりながら上昇していきます。それは、古い時代と新たな時代が混ざり合い、そして、決別していく時間。2026年上半期、私たちは「後戻りしない」という決意を胸に、新たな運命へと入っていきます。
以下の記事で、星座タイプ別に2026年上半期(1/1〜6/30)の運勢をお伝えしています。自分の星座タイプを選び、あなたの半年間の運勢の流れを確認してください!
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12星座別、2026年上半期(1/1〜6/30)の運勢は?
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