西洋占星術で読み解く、2026年上半期(1/1〜6/30)の天秤座タイプの運勢
2026年上半期(1月1日から6月30日まで)の星の動きを読み解くには、まずは激動だった2025年の星の動きを把握しておかなければなりません。現在の運命とは、過去からの物語の続きとして展開するものであり、また、それを未来へと繋げていくための通過点でもあるからです。そういった視点で見ることで、2026年上半期はとりわけ特別な意味を持つ期間として輝きます。
2025年は、土星、天王星、海王星という三つのヘビー級の星が、それぞれ約二年三ヶ月、約八年、約13年という長い年月を経て、立て続けに星座を移動した年でした。
3月に海王星が牡羊座へと移動したことで、あなたを取り巻く「縁」が約13年ぶりに大きく変わりました。
5月に土星が牡羊座へと移動したことで、あなたが約二年三ヶ月耐えてきた苦難が終わりを告げ、新たな舞台が生まれています。
7月に天王星が双子座へと移動したことで、約八年がかりで完成する新たな「変革」があなたを導き始めています。
そう、まるで長年固定されていた舞台装置が一斉に組み替えられるような、そんな劇的な転換の年だったといえます。
とはいえ、星の動きは決して一直線ではありません。2025年下半期には、これらの星は一斉に「最初の逆行」に突入しました。しかも、逆行するあまり、それぞれが以前滞在していた星座(海王星と土星は魚座、天王星は牡牛座)へと、一時的に逆戻りすることに。これは、新たな舞台に立ったはずのあなたに、本当に次に進む準備ができているのかを確かめるよう、もう一度過去の場所で過ごす時間を与えたものと解釈できます。別の表現をするならば、過去との最後の対話の機会。前進するために必要な「過去」との向き合いの期間が、2025年下半期から始まっています。
そして、迎える2026年上半期。あなたの運命は「再生」へと向かいます。
「過去」に逆戻り中の三つの星が、2026年1月から4月にかけて次々と向きを変え、今度こそ確固たる決意を持って、本来滞在しているべき星座へと歩みを進めます。それは、「仮の滞在」から「本格的な滞在」への移行であり、試運転から本格稼働への切り替えを意味するもの。そう、2026年上半期とは、過去を振り切って新たな時代、新たな運命へと向かう、「再生」のダイナミズムに満ちたときです。
以下にて、2026年1月から6月までの半年間、星たちが天秤座タイプにもたらす「再生」のかたちを、より詳しく、時系列に沿ってお伝えしていきます。
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