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9月7–8日は皆既月蝕。ブラッドムーンから「蝕の季節」へと突入!

9月7日の深夜(正確には、8日午前4時54分)、満月を迎えます。そして、この満月は、太陽に照らされた地球の影に「喰われ」ます。そう、月蝕が起こるのです。

月蝕は、つねに満月とともに起こる現象。太陽に照らされた地球の影が、満月の光を少しずつ覆っていきます。そして、今回は、月が地球の影のなかに完全に沈む皆既月蝕です。

特筆すべきは、この皆既月蝕は、日本でも観測できる現象だということ。夜明け前の空、満月は赤銅色へと変化。ブラッドムーンとも呼ばれるこの満月は、私たちの運命に突然の変化をもたらし得る不思議な力に満ちています。「蝕」とは、占星術的な特異点。それが肉眼で捉えられる位置にあるとき、そこには神話と現実の交感が生まれることになります。

この皆既月蝕を合図として、運命が反転する「蝕の季節」に突入します。

「蝕」はいつも連続して訪れます。今回は9月8日の皆既月蝕、9月22日の部分日蝕、そして10月7日の満月と「蝕」が連鎖します。この一ヶ月間を占星術的には「蝕の季節」と呼びます。普通であれば満月と新月という自然なリズムが、「蝕」を伴うことによって現在進んでいる運命が一時的に遮られるのです。いま進んでいる運命がぐるりと「反転」する可能性が出てくる期間。これが「蝕の季節」なのです。

「蝕の季節」は約半年に一度のペースで訪れます。それは、現在走っている運命とは違う、もうひとつの運命が現れ得るときです。いま私たちが経験している世界は、多くの可能性のなかから選び取られたひとつであって、これ以外にも、たくさんの現実や運命が並行して進んでいるという考えがあります。あなたが現在の現実を歩いているとき、急に別の物語があなたの日常に入り込んでくるというのが、「蝕の季節」に起こるかもしれないことです。

そして、今回の「蝕の季節」を締めくくるのは、10月7日の満月。この満月は、どの星とも共鳴しない「孤高の満月」。気づいたら、これまでとは違う地点に立っているかもしれません。

以下では、12星座別に、この「蝕の季節」が与える影響をストーリーとしてお伝えします。「蝕」の特徴は、その予測不能性です。それゆえ、はっきりとした影響をお伝えすることはできません。ただ、そこには「突然」というキーワードが鳴り響いています。「運命が反転する」とは、この突然なできごとと、それを受け止める私たちとの相互作用といえるはずです。


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12星座別、「蝕の季節」が与え得る「もうひとつの運命」とは?(9/8〜10/7)