
6月27日、水星が獅子座に移動! ふだんの約三倍のエネルギーが「繋がり」を取り戻す。
6月27日午前4時9分、水星が獅子座へと移動します。水星は9月2日まで、二ヶ月以上にわたって獅子座に滞在し、人々のコミュニケーションや交流のあり方に影響を与えていくことになります。
今回の水星の影響は、いつもよりも強く、そして、長く続きます。
なぜなら、通常、ひとつの星座に三週間ほどしか滞在しない水星が、二ヶ月以上も獅子座にとどまるからです。つまり、今回は通常の約三倍という異例の長さ。途中に逆行期間を挟むことになるのが、その理由です。
水星はまず、順行で獅子座を進んでいきますが、途中で速度を落とし、逆行を始めます。そして、一定の距離を引き返したのち、再び順行に戻り、次の星座に抜けるという流れを辿るのです。この「行って戻ってまた進む」といったプロセスによって、水星はいつもよりも遥かに長い期間、獅子座のなかにとどまります。
水星が逆行する期間は、言葉やコミュニケーションに「調整」がかかるため、誤解やすれ違い、いい間違い、情報の行き違いといったトラブルが起こりやすくなります。ただ、決して悪いことばかりではありません。むしろ星の逆行は、運命の流れをより正しい方向へと整える「運命のストレッチ」といえるもの。筋肉や関節をふだんは使わない方向に伸ばし、本来の可動域を取り戻すように、星はそれぞれ、逆方向に進むことで運命に刺激を与え、その本来の働きを取り戻そうとするのです。
水星の逆行が終わったあとには、バラバラだったピースがはまっていくかのように、言葉も関係も自然と整っていくはずです。
今回の水星の動きは、大きく以下の三つのフェーズに分けて捉えることができます。
①6月27日〜7月18日:水星が獅子座で順行する期間:「新しい声、新しい表現が芽生えるフェーズ」
②7月18日〜8月11日:水星が逆行する期間:「言葉のすれ違いが導く、見直しと修復のフェーズ」
③8月11日〜9月2日:水星が再び順行に戻る期間:「逆行を経て、本当のコミュニケーションが形になるフェーズ」
このように、今回の水星は、逆行を含むことで人と人との繋がりのなかに「物語」を生み出します。起こるできごとすべてをドラマの一部として捉えることが、今回の水星の獅子座滞在期間を乗りこなす鍵です。神話の主人公のごとく、自分のドラマを生きる意識を持ってみてください。
今回の水星が織りなすドラマは、その人の星座タイプによって変わります。新たなコミュニケーションのカタチは、以下から自分の星座タイプを選んで確認してみてください。
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12星座別、水星がもたらすコミュニケーション運とは?(6/27〜9/2)

