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10月12日、冥王星が逆行終了! 「土」から「風」の時代へと繋がる仕上げの期間へ。

冥王星は再生を司る星です。10〜20年というとても長い期間をひとつの星座で過ごしながら、人々に深い再生をもたらすという役割を担っています。

2023年3月23日、西洋占星術的にとても大きなできごとが起こりました。冥王星が山羊座から水瓶座へと、約16年ぶりの星座大移動を果たしたのです。この大移動は、私たちの社会や個人の価値観に大きな変革をもたらす転換点と考えられています。

そして、冥王星は2044年1月までのトータル約21年間、水瓶座に滞在します。この期間、私たちは「風の時代」と呼ばれる新しい価値観の時代に突入することになります。冥王星が約16年間過ごしてきた山羊座は「土」エレメントの星座であり、約21年間過ごす水瓶座は「風」エレメントの星座です。つまり、いまは「土」から「風」へ、時代の大きな変わり目ということができるのです。

それでは、「風の時代」とは、具体的にどのような時代なのでしょうか。

まず、社会構造が大きく変わります。これまでの上下関係を重視するピラミッド型の組織から、個人の能力と創造性が大切にされるフラットな繋がりの社会へと移行していくということです。また、物質的な豊かさを追求する時代から、心の満足度を重視する時代へと価値観もシフト。さらに、集団の価値観に従うのではなく、ひとりひとりが自分の個性や価値観を大切にする時代に。知識や資源は独占せず、それらを共有し、協力し合うことで、新たな価値を生み出す社会が形成されていくはずです。

ただ、こういったスケールの大きな変わり目には調整が必要です。

なにしろこれまで16年過ごしてきた運命が、今後21年続く運命へと切り替わっていくわけですから、混乱を避けて、ふたつの運命を柔らかく繋ぐための調整期間がどうしても必要です。そう、それが逆行です。2024年5月3日、水瓶座に滞在する冥王星は逆行を開始しました。その後、三ヶ月ほど逆行を続け、9月2日、冥王星は逆行するあまり、ひとつ前の星座である山羊座へ。つまり、これまで約16年過ごしてきた星座に一時的に戻ってしまったのです。

そして、10月12日、冥王星は山羊座にて逆行を終了し、ここから改めて正しい方向を目指すことに。本来いるべき水瓶座に向かって進み始めるというわけです。

冥王星の動きを整理します。

2023年3月23日:水瓶座へ、約16年ぶりの星座移動。

2024年5月3日:水瓶座にて逆行を開始。

2024年9月2日:逆行するあまり、ひとつ前の星座・山羊座へと戻る。

2024年10月12日:山羊座にて逆行を終了。順行を開始。

2024年11月20日:再び水瓶座へと移動。トータル約21年間の再生の旅へ。

冥王星は人々にどのような影響を与えるのでしょう? 説明するにあたり、ここでは三つの章に分けることとします。

①冥王星の役割

冥王星が2044年までの期間、人々に与える「再生」

③「約16年間の総仕上げ」から「約21年にわたる再生」へ冥王星の逆行終了の意味

以下からあなたの星座タイプを選び、その内容を確認してください。

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12星座別、冥王星が約21年かけてもたらす「再生」(〜2044年)