9月2日、天王星が逆行を開始。約八年間の「変革」を締めくくる「最後の逆行」へ!
2024年9月2日午前0時17分、天王星が逆行を開始します。この逆行は、2025年1月31日までの約五ヶ月間続きます。
逆行とは、地球からだと星が逆向きに動いているように見える現象のこと。この期間に過去を振り返り、これまでの経験を見直すことで、新たな変革へと向かう準備ができます。いわば「運命の調整期間」です。
天王星は一年に一度のペースで逆行するのですが、今回の逆行は特別です。というのも、これは「最後の逆行」だからです。天王星は2018年以来、牡牛座に滞在しているのですが、来年2025年7月、牡牛座での滞在を終えて、次の星座である双子座に移動します。今回の逆行は、この約八年にわたる牡牛座滞在期間での「最後の逆行」であり、約八年間の「変革」を締めくくるもの。「時代を大きく切り替える逆行」ということもできそうです。
いま、時代は激しい変化の渦中に。世界各地で先の見えない紛争が起こり、また、新型コロナ禍を経たことで、リモートワークが普及し、AIをはじめテクノロジーも発展。こういったことにより、安泰と思われていた仕事が淘汰されるなど、私たちの日常も混沌としています。
こういった時代の激しい変化の背景には、天王星の影響があります。
西洋占星術的に見ると、天王星は「変革」の星です。人、社会、世界に変化をもたらす星です。それも日常での変化のような小さな変化ではなく、約八年という長い年月をかけて、大きな変革をもたらすのです。天王星はそれまで当然と考えられてきた「概念」を変えることで、社会を揺れ動かします。それはつまり、新たな時代を導くことにほかなりません。凝り固まった社会を揺らし、新しい時代に呼応した人を社会の前面に押し上げていくのが、天王星の役割なのです。
お伝えしたとおり、天王星は来年2025年7月に牡牛座を後にし、双子座へと移動します。この移動により、天王星によって行われてきた約八年間の変革がひとつの締めくくりを迎えますが、それは、ひとつの「変革」が終わりを迎え、世の中が次の「変革」へと向かい始めることを意味します。そして、9月2日から始まる、約五ヶ月にわたる「最後の逆行」期間は、運命の方向転換が行われる移行期です。これまでに経験した「変革」を振り返り、新しい時代に進む準備をするときなのです。試しに、ここ八年ほどを振り返ってみてください。世の中の激動とシンクロするかのごとく、あなたのプライベートも、仕事も、大きく変化したことに気づくはず。この「最後の逆行」期間は、そういったさまざまな変化を経て、これからあなたがどこに向かっていくのかがぼんやりと浮かんでくる期間となっています。
以下の記事では、12星座タイプ別に天王星がもたらす「変革」、そして、今回の「最後の逆行」の意味をお伝えしていきます。
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