半夏生(はんげ しょうず)の5日間です(7/1-7/5)
二十四節気「夏至」の末候は七十二候「半夏生(はんげ しょうず)」の5日間となります。
半夏とはある薬草のことを指します。「烏柄勺(からすびしゃく)」という植物で、その球根の皮を取り乾燥したものが漢方薬の半夏。吐き気や嘔吐の症状に使われる生薬とされています。そして半夏生とは、この半夏が生える季節という意味です。
ただもうひとつの説があります。烏柄勺とは別にハンゲショウという植物が存在するのですが、この植物の葉の半分ほどはいまの季節に白く変化するのです。葉っぱが半分ほど化粧しているようになる、つまり「半化粧」なのです。
いずれにせよ、半夏生は農家にとっては重要な節目の日とされていて、この日までに田植えを済ませ、そしてこの後は田植えをしないという風習があります。地方によっては、この日の天候によってその後の稲作の実りを占ったとも言われています。
早くも7月に入っています。半夏生の時季は私たちの生活にとってもちょうど年の前半と後半を分ける節目となっています。
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