「蝕の季節」が蟹座タイプのあなたに与えるもうひとつの運命とは?(3/25〜4/24)
3月25日から4月24日まで、日蝕と月蝕が交互に訪れる「触の季節」に入ります。これは、運命が反転する可能性のある期間といえます。
日蝕とは、新月によって太陽が「喰われる」ように見えるとき。月蝕とは、地球の影に隠れることで満月が「喰われる」ように見えるとき。ふだんであれば、ものごとの始まりである新月、サイクルの達成である満月という現象に過ぎないのですが、「触」を伴うことによって、現在進んでいる運命が「喰われ」、進んでいる運命がぐるりと「反転」することがあるのです。これが「蝕の季節」です。
さらに、今回の「触の季節」にはひとつの大きな特徴があります。およそ半年前、2023年10月15日から11月13日までの「蝕の季節」と同じような経路を、今回の月蝕と日蝕は辿るのです。これは、前回の「蝕の季節」に訪れた「運命が反転する可能性」が、その半年後である今回の「蝕の季節」に再びあなたのもとに訪れることを意味しています。ひとつ違うのは、前回は日蝕→月蝕→新月という流れだったものが、今回は月蝕→日蝕→満月という流れに反転していることです。
これは、半年前からやり残している課題が再び訪れる、という意味にも解釈できます。あるいは、半年前に起こった事件やできごとが、ひとつの結末を迎えるという解釈も。いずれにしても、混乱とともに新しい道筋が生まれることが強く暗示されています。
「蝕」による影響は人によってまったく異なり、大きな運命の変化を感じる人がいる一方、なにひとつ特別なことを感じないという人も多いもの。重要なのは、潜在的には誰にでも「運命が反転する可能性」が訪れるかもしれないということです。
ここでは、今回の「蝕の季節」が蟹座タイプのあなたに与え得る影響を、ひとつのストーリーで記述します。「蝕」の影響を直接説明するのは難しいため、ぼんやりとしたストーリーでお伝えすることしかできず、しかも、このストーリーはあくまで「可能性」でしかありません。ここからなにを読み取るのかは人それぞれとは思いますが、あなたのその解釈にこそ意味が宿ると信じることが大切です。
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これまであなたが大切にしてきた宝物があるはずです。それは文字どおりの高価な宝飾品かもしれませんし、身近な人物や恋人のことを指すのかもしれません。あるいは、職場や仕事、職業、または、そこで生み出される商品や価値を自分の宝物と見なしている人もいます。一方で、大切な考え方や生き方、ポリシー、思想などを人生で最も価値ある宝物としている人も多いでしょう。もしもそれを失ったら、あなたは深い喪失感に苛まれてしまうに違いありません。その宝物への愛着が強ければ強いほど、失ったときの喪失感は深くなるものです。
あなたを取り巻く「蝕の季節」ストーリーは、この宝物を巡って展開されます。たとえば、あなたの宝物が大海原に浮かぶ一隻の帆船のようなものだと想像してみてください。日々の生活のなかで、この帆船はときには穏やかな風に乗り、ときに強風にさらされながらも目的地に向かって進んでいきます。しかし、「蝕の季節」には、
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