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水泉動(しみず あたたかをふくむ)の5日間です(1/11-1/15)

二十四節気「小寒」の次候は七十二候「 水泉動(しみず あたたかをふくむ) 」の5日間となります。

年賀状で「新春」とか「初春」などと書いても、体感的には冬真っ盛りのこの時期。二十四節気という暦でも今は「小寒」といい、次の「大寒」の15日間を含めて最も寒い日々です。そんな中、地中ではかすかに緩みはじめた土に水分が浸潤していき、次の生命を生み出す準備を始めます。普段の目線からは見ることのできない生命の神秘が、この冬真っ盛りの大地の中で息づいているのです。

このことは私たち人間社会に対して重要な示唆を与えてくれます。運勢の波に乗り、調子よく社会生活や家庭生活や学校生活を送っている人がいる一方で、上司や同僚とそりが合わなかったり、同級生や先輩から厳しく当たられていたり、家族との関係があまりうまくいってなかったりする人たちがいます。システムの不備や人々の無理解などにより、「普通」の社会生活を送ることさえ困難な状況にある人もいます。

この時期は、いわば社会的弱者であるとか、世間一般の風潮になじめず悩んでいる人などの気持ちに寄り添うときなのです。それは地上という明るい空の下にある植物とは違う、冷たい地中にあって発芽するときをじっと耐え忍んで待っている種に象徴されます。

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