8月29日、天王星が逆行を開始! 社会が揺れ動くいま、「変革」の行先が浮かび上がる。
天王星は変革の星です。人々、社会、世界に変革をもたらす星です。それも日常の変化といった小さな変化ではなく、約八年という長い期間をかけて大きな変革をもたらすのです。2018年に天王星は牡牛座に移動して以来(その後、一度牡羊座に戻る期間を経て)、ずっと牡牛座に滞在し、この先2026年まで滞在を続ける予定です。
天王星がもたらす「変革」とは、人々が共有している「概念」が変わることを意味します。これまで当然と考えられてきた概念が変わることで、社会の枠組みが変わり、人々の生き方も変わります。さまざまな概念、言葉が組み合わさって成り立っているのが、社会というもの。私たちはその概念を共有し、初めて社会的な存在となります。こういった概念の変化によって、社会は一気に揺れ動き始めます。当然、社会に参加している私たちも、その影響を受けて揺れ動くことに。天王星の役割はここにあります。「概念」に変革をもたらすことで、社会を揺り動かし、新たな時代を導くのです。そして、新たな時代に呼応した人々を社会の前面に押し上げていきます。
いま、社会は激動の時代に入っています。この激動の時代において、天王星はこれまで当然と思われてきた私たちの「概念」を揺り動かし、新たな時代を呼び込もうとしているのです。
天王星逆行がもたらすもの。
そして、8月29日から2024年1月27日までの約五ヶ月間、天王星が逆行をします。この逆行期間、天王星はなにを行うのでしょう?
それは「変革」の調整です。星が逆行するとき、その星が司る運命が調整期間に入ります。これは、ふだんの運行により積もった淀みを逆行により振り落とすイメージ。「運命のストレッチ」とも表現できますが、ふだん使っていない方向へと筋肉や関節を伸ばすことで、本来の運命をより高らかに鳴り響かせる状態へと巻き戻す。これが星が逆行する意味です。「変革」の調整ゆえ、社会も個人もふだんよりも混乱が増えるといった解釈もできます。正しい方向に「変革」を向かわせるためには、より強い調整力が必要だからです。
とはいえ、これは日常生活レベルのこと。あまり心配する必要はないものではあります。お伝えしたとおり、天王星は長い期間かけて「変革」をもたらすので、その影響を日々直接感じることは少なく、逆行についても同じことがいえます。ただ、約八年かけて行われている変革の行方がクリアに感じられるということはい言えるかもしれません。ふだんなかなか意識できない天王星の変革力を、ちょっとしたできごとによってり感じられることもありそうです。
結論として、この約五ヶ月の天王星逆行期間は、あなたがいま現在経験している「変革」の行方を、よりクリアにしてくれるものと考えてよいはずです。2026年まで続くこの変革の道をしっかりと歩むために、道しるべとなってくれるような期間であると理解してください。
以下の記事では、12星座タイプ別に天王星がもたらす「変革」をお伝えしていきます。長い期間をかけて行われる変革は、時代の変革に自分を合わせていく道のりです。時代の変革というものは、個々人の変革から導かれるものでもあります。常識が大きく変わっていくときです。
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