１０月３０日、コミュニケーションの星・水星が蠍座に移動！ 三つの星が協力体制に入り、深い交流が生まれる。

10月30日午前4時22分、コミュニケーション運を司る星・水星が蠍座に移動します。水星はそのまま11月17日まで、人々の新たな言葉や交流を形作っていきます。

蠍座はとても深い世界。ときには言葉を超えたコミュニケーションがあふれる場所です。そして、水星が蠍座に滞在する期間は肉体的な交流が起こりがちです。言葉以上のものが人々を繋いでいく傾向があるからです。

今回の水星の蠍座滞在については、ひとつ注目すべきことがあります。それは、日常の「土台」の運勢を形作る太陽がこの期間、蠍座に滞在しているということ。さらには「ときめき」を生み出す星・金星もこの期間、蠍座に滞在しているということです。つまり、水星、太陽、金星が協力し合いながら、上記のような言葉を超えた世界へと人々を誘うような期間に入っているわけです。

この期間、比較的ストレートな言葉は通じづらくなる傾向があります。表側よりも裏側へ、高さよりも深さへ、言葉よりも肉体的な欲望へとコミュニケーションの比重が移動します。たとえば、美しい恋愛の言葉よりも、肉体的な欲望が勝ることがあるだろうし、よくまとまった企画書よりも、コネクションを使った裏技企画のほうが効果的な場面も出てきそうです。これらは良し悪しではなく、蠍座という世界がそのような不思議な力に包まれた場所であるということを意味しているのです。

もうひとつ、この期間に起こる重要なことをお伝えします。それは、10月25日の日蝕から一ヶ月間の「蝕の季節」に突入していることです。日蝕とは、光を失った新月が太陽を「喰らう」瞬間であり、月蝕とは、太陽に照らされた地球の影が満月を「喰らう」瞬間。これらが続けざまに起こる「蝕の季節」は、通常流れている運命が反転する可能性のある緊張感に満ちた期間となっています。

結論としては、10月30日からの水星が蠍座に滞在する約三週間は、予想外のことが起こりがちに。ふだんのコミュニケーションの関係性が入れ替わったり、あるいは、これまで続いてきたことに急激な変化が起こることもあり得ます。蠍座での日蝕から始まるこの期間、開かれた気持ちでいることが大切です。

水星が人々に与える具体的なコミュニケーション運は、星座タイプによって変わります。以下から、自分の星座タイプの記事を確認してください。

※自分の星座タイプ、四柱推命タイプがわからない人は、SOLARITAサイトに無料登録すれば知ることができます。SOLARITAサイト