3月3日は「最後の新月」。幸福に包まれた未来が浮かびます。
3月3日午前2時34分、新月を迎えます。
この新月は一年の最後の新月と言えます。というのも、3月21日の春分に太陽が牡羊座に移動して西洋占星術では新たな年を迎えるからです。魚座という12星座最後の世界で起こるこの新月は、一年を締め括るものとなります。
この「最後の新月」には深い意味を読み取ることができます。そもそも新月とは月が太陽と重なる瞬間のことで、太陽の影に隠れた月はその光をすべて失います。これは一つの月光サイクルの終わりと新たなサイクルの始まりを同時に宿した、いわば「未来の可能性そのもの」ともいえる状態です。そして今回の「最後の新月」は、これまで1年のサイクルの終わりを告げるとともに、新しい一年の始まりを生み出そうとするものです。つまり、一年分の「未来の可能性」が詰まった新月となっているのです。
さらに重要なこととして、この新月には幸運の星・木星も重なることがあげられます。これは「未来の可能性」に、木星がもたらす幸運と拡大が強く流れ込んでいくイメージ。これまでの一年間を美しく締めくくり、新たに始まる1年間を実り多いものにするよう木星が全力で働きかける新月なのです。
すべての月光を失った状態は宇宙の真空とも呼べるものです。そしてこの真空は人々の思いを吸い取ることで新たな月光を生み出していきます。人々が新月に願いや誓いを投げるのは、新たに満ちてゆく月光をその思いで満たすことを願うからなのでしょう。今回の「最後の新月」には、ぜひあなたの一年分の誓いや願いを投げ入れてください。幸運の星・木星と共鳴したこの新月は、新しい世界をあなたにもたらしてくれるはずです。
※木星は5月中旬まで魚座に滞在して、私たちに幸運と拡大をもたらすよう働いていきます。以下の記事では木星がもたらす幸運を星座タイプ別にお伝えします。木星とともに新たに何かが始まることをイメージしながら、自分の現状に引きつけて記事を読んでみてください。
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12星座別、木星があなたに与える5段階の幸運のストーリーとは?
逆行を挟むことで生まれる五段階の幸運、そして拡大の流れ。
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