2月1日、新月/旧正月を迎えます。月が一年の幕開けを告げます。
2月1日午後2時46分、新月を迎えます。
この新月は旧正月を告げる新月となっています。旧正月とは旧暦での正月。旧暦は月の満ち欠けに基づいた暦であり、年初めと月初めはつねに新月とともに始まるのです。
よく新月に願いや誓いを届けるといいと言われますが、それは新月が新たな始まりだからです。それはこれまでの過去を一度吐き切った、いわば真空状態と言えます。人々の願いや誓いはこの真空に吸い込まれ、そこから微かな月光とともに新たな始まりが生まれるのです。つまり、新月とは切り替えの時でもあり、リセットの時であり、断捨離の時でもあるのです。だからこそ昔の人は、新月とともに新たな年が始まることにしました。つまり、今後一年分の祈りと誓いを投げかけるべき大いなる始まりの真空が今回の新月なのです。
さらに、西洋占星術的な視点から今回の新月をみてみます。月と太陽が重なるのが新月ですが、今回はもう一つここに重なる星があります。それは土星です。つまり新月の瞬間、月、太陽、土星の3つの星が重なる状態になるのです。土星は試練と成長を人々にもたらす星なのですが、始まりを象徴する新月と重なることで、人々が直面している試練が新しいフェーズへと移行することが暗示されています。それは試練を経て達成へと至ることかもしれないし、新たな試練の訪れかもしれません。いずれにせよ、これまでの困難に一つの終わりと新たな始まりがもたらされる暗示に溢れているのです。
今回の新月は水瓶座で起こります。ここは2020年12月21日に土星と木星が約30年ぶりに重なり「風の時代」へと突入することになった星座です。だから、今回の新月は「風の時代」への転換を改めて人々に告げる合図にも感じられます。これまで背負ってきた重荷を捨てて軽やかに世界を漂う、そんな軽やかなイメージに満ちているのです。
以下の記事では土星があなたにもたらす試練、そして達成をお伝えします。今回の新月によって、あなたが直面している試練が一つの転換点を迎える、そんなイメージを持ちながら記事を読んでみてください。
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12星座別:土星から受け取る試練のもとにあなたが成し遂げること(2017.12〜2023.3)
土星が明らかにする現在、未来、そして過去の試練。
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