５月１２日、新月を迎えます！月と太陽が重なることで生まれる、始まり直前のゼロ地点。

5月12日の早朝3時59分、月と太陽が重なり、新月を迎えます。

新月とはまず、一つのサイクルの終わりです。前回の新月をスタートとし、上弦、満月、下弦という満ち欠けを経てこの新月でゼロに戻ります。

同時に新月とは、新しいスタートを予感させるものです。これまでのサイクルの光を全て振り落とすことで月はいったん真っ暗になるのですが、それは新たな光を帯び始める直前でもあります。これは始まり直前のゼロ地点と言えます。

つまり、新月は終わりと始まりの両方をその中に宿しているのです。これまでのよかったことや悪かったことなどに一旦ピリオドを打ち、新たな始まりに向かって心を整える。新月の役割とはこのようなものになっています。だからこそ、人々は新月に向かって願いや祈りを捧げます。終わりと始まりの間にあるゼロ地点に想いを送ることで、これから始まる未来の光を自分の願いで満たそうとするのです。

今回の新月もまた新たな始まりを告げるものです。

先月4月20日に日常の「土台」の運勢を形作る太陽が牡牛座に移動し、いまは「牡牛座の季節」の後半に入っています。現実と向き合うことで世界が新たな始まりの一歩を踏み出す時です。新月は太陽と月が重なる現象ですが、今回の新月はこの牡牛座の太陽と重なります。それは新しい現実の訪れが鳴り響く時であり、そこから新しい歩みを始めるためのウェイクアップコールに他なりません。これまでにつかんだ「可能性」があるならば、それを現実のものとする時がいまです。フワリとしたことを確実な「土台」とするように、世界に働きかけるための合図がこの新月なのです。

太陽と月はセットで考えるべき星です。月が太陽と重なる新月とは、その星座に滞在する太陽の力がピークに達する合図とも考えられます。だから、5月12日の新月があなたに告げる「始まり」は、いま牡牛座に滞在している太陽があなたに授けている運勢を凝縮したものと考えられるのです。

以下、星座タイプ別に牡牛座に滞在する太陽があなたに与える影響をお伝えします。新月とは太陽の影響がピークを迎え、それがあなたの心に新しい「始まり」をもたらす瞬間と捉えてください。

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