4月12日は「始まりの新月」一年分の誓いや願いを投げかけるべき真空状態です!
4月12日11時30分、新月を迎えます。この新月は特別です。
それはいわば「始まりの新月」なのです。「そもそも新月はサイクルの始まりでは?」という疑問を持った方もいるかもしれません。それはその通りなのですが、この新月は春分の日以降、つまり太陽が牡羊座に移動したあと初めての新月という意味で特別なのです。占星術的に一年の始まりを告げる新月と言えるのです。
新月とは太陽と月が重なる現象です。太陽の陰に隠れた月はその光をすべて失い、宇宙の漆黒に同化します。これは一つの満ち欠けのサイクルの終わりであり、新たな光のサイクルが始まる直前の「ゼロ地点」と言うことができます。真空状態とでも表現できそうな「可能性そのもの」が詰まった空白が新月であり、そこに人々は新たな始まりを見出して各々の願いや誓いを投げかけるのです。
そう言う意味でこの4月12日の新月は、これからの1年間に向けた願いや誓いを投げかけるべき「大いなる始まりの新月」と言うことができそうです。月はここで古い全ての光を捨て去り、新たに蘇った太陽の光だけでその身を満たしていくことになります。これは私たちの心が新しい光で塗り替えられるようなイメージです。
ちょうど新学期も始まったばかりで、新たな目標がさらに具体的になる時期でもあるはずです。この新月に一年の誓いを投げかければ、真空状態の月はその想いをシュッと吸い取ってくれるはず。その後、月は蘇った新たな光であなたの想いを満たしてくれるのです。
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