2月12日、新月を迎えます。旧正月と「風の時代」を告げる、偉大な始まりの新月です!
2月12日の4時5分、新月を迎えます。
新月は月が光を全て失う瞬間で、一つのサイクルの終わりと新たなサイクルの始まりを同時に宿している状態。未来の可能性が詰まったゼロ地点が新月と言えます。
今回の新月は2つの理由から特別なものと言えます。
一つはこの新月が旧正月を告げるものだからです。
旧正月とは旧暦での正月を意味します。旧暦は月の満ち欠けを元にした暦で、新月とともに新しい月が始まります。そして今回の新月は新年を告げるもの、つまり12ヶ月分(正確には+α)の新月が詰まった一年の始まりを告げる偉大なる新月なのです。
そしてもう一つの理由は、この新月が水瓶座で起こることです。
現在、水瓶座には6つの星が密集しています。これまで何度かお伝えしてきましたが、昨年末12月21日に木星と土星が20年ぶりに重なることで「風の時代」が始まりました。その後、太陽、水星、金星、そして月が次々と水瓶座に移動してきて、それぞれが複雑に重なりながら新しい時代の空気を形作っているのが現在です。そしてそれら重なりの一つのピークと言えるのが太陽と月の重なり、つまり今回の新月です。これは「風の時代」の始まりを改めて日常にもたらすような新月なのです。
旧正月は東洋の暦による見方です。そして水瓶座の新月は西洋占星術による見方です。今回の新月は、東洋の暦から見ると偉大な一年の始まりを告げるもので、西洋占星術から解釈すると「風の時代」の始まりを告げるものと解釈できるわけです。
始まりが詰まった今回の偉大な新月、なにか新しい誓いを届けることも意味のあることです。新月は終わりと始まりを同時に包みこんだゼロ地点であり、「未来の可能性」そのものなのです。