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1月29日、満月を迎えます。星々の光を一身に受けるウルフムーンです。

1月29日4時30分、満月を迎えます。
この満月はネイティブアメリカンによってウルフ・ムーンと名付けられたもの。厳冬期の山岳部、狼の遠吠えに浮かぶ緊張感あふれる満月のイメージが浮かびます。
そして今回に関してはそのイメージは間違いではありません。占星術にも緊張を孕んだ星の配置となっているからです。

満月とは太陽と月が真正面から向き合う瞬間です。これは2つの星がエネルギーをぶつけあう瞬間であり、その分緊張も生み出します。満月は一つのサイクルの達成ですが、それはこの向き合いのエネルギーによって達成が生みだされるからです。

ただ今回の月は太陽の他に土星と木星とも正面から向き合うことになります。これは3つの強力な星のパワーを一身に月が受け止めるイメージ。月は人々の心に影響を与える星ですが大きな緊張が世界中の人々の心に訪れる暗示があるのです。
さらに、この満月は天王星と火星という2つのエネルギーあふれる星の影響をも強く受ける配置となっています。

これらは悪いこと、というわけではありません。
星の配置全体を読み取ると、世界が強く前進する力を受けとめるようなそんな時期なのです。
ただその強いエネルギーを人々の心が受け止め切れるか、というのが課題となっているように思えるのです。

世界はいま激しく動いています。
その動きに心が疲れてしまう人もいるはずです。
ただ占星術的に見た場合、いま心に緊張を感じている人が多いとしても。それは新しい時代に適応するために生まれた緊張のように思えてくるのです。