１０月４日、冥王星が逆行終了！１４年かかる｢破壊と再生｣も終盤へ。

10時4日22時33分、冥王星が逆行を終了します。

それが意味することをお伝えする前に、そもそも冥王星はどのような星かをまず説明したいと思います。
冥王星は約250年かけて12星座を一周する旅を続けています。一つの星座に滞在するのは約12〜32年間。太陽系の一番外側に位置する天体なのでとてもゆっくりと動きながら人々に影響を与えていきます。
では冥王星が人々に与える影響とはなんでしょう。
これは説明することも実感することもなかなか難しいものです。一つ言えるのは、冥王星は現世や現実を超えた世界、つまり「冥界」を司る星であるということです。そして「冥界」とは人々の無意識の世界である、と言っていいはずです。
そう、冥王星は私たちの無意識にジワーッとゆっくり深く影響を与えていく星なのです。だからその影響を直接感じることはほとんどありません。でも気がついたら、自分が根底からすっかり変わっているというような、そんな変化を導く星なのです。

冥王星は正式にはプルートゥ( Pluto）と呼ばれます。ローマ神話に登場する冥界の支配者で「破壊と再生」を司る神とされています。そのため恐ろしいイメージもありますが、あくまで「再生」のための「破壊」であることに注意すべきです。
「終わり」と「始まり」、あるいは「死」と「再生」はつねに表裏の関係で、どちらか一つだけを取り出すことはできません。「終わり」あるところに新たな「始まり」があり、「死」があるところに「再生」が必ずあります。
冥王星による「破壊」はその後の「再生」へとつながる、とてもポジティブで力強いものなのです。

そして、冥王星の力によって人々は14年かけて1つの「破壊と再生」を体験するのです。

そんな冥王星が4月26日から続いていた逆行を終えました。
この逆行期間は「無意識の整体」期間と呼ばれます。お伝えしたように、冥王星はとてもゆっくり動く星なのでこの逆行の影響を直接感じた人はいないと思いますが、それでもジワリジワリとあなたの「無意識」をストレッチしていたのが逆行期間の冥王星なのです。

では、逆行期間の冥王星はあなたの無意識のどの部分を調整していたのでしょう？
それはあなたの星座タイプによって変わってくるのです。
以下、12星座別に冥王星があなたの無意識に与えている影響、そして逆行終了が持つ意味についてお伝えします。

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