水(癸)タイプの「秋土用」の運気と過ごし方
10月20日から11月7日の立冬までの18日間は、「秋土用」。土用とは、五行思想でいう「土」の気が強まるときであり、季節の調整期間です。この土用は年に四回、すべての季節の終わりに必ず巡ってきます。秋から冬へと切り替わる「秋土用」は、ものごとを引き締める秋の「金」の気から、ものごとの根底を潤す冬の「水」の気へと、世界が静かに入れ替わっていくタイミング。しかも、今年は「丙午(ひのえうま)」年。そう、真夏の空に燃える太陽の年です。今年の「秋土用」には、世界を照らし、駆り立ててきたその熱を冷まし、冬の静けさへと橋渡ししていくという役割が加わっています。
この期間、細やかに染み込み、世界を潤す雨や露のような性質を持つあなたには、どのような運気が巡るのでしょう?
晩秋の朝、草の葉先に宿る露を見たことはあるでしょうか。露は、夜の間に空気が冷え、目に見えなかった水分が結ばれて、小さな粒となって現われたもの。夏の空気にも同じように水分は含まれていますが、露にはなりません。冷えは水を集め、熱は水を散らすからです。秋が深まり、空気が澄んで冷えていくにつれて、水分はかたちをなし、朝の光によってはっきりと輝き始めます。
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