火星が蟹座タイプに与える情熱、欲望の行方(6/29〜8/11)
6月29日、火星が双子座へ移動します。そして、そのまま8月11日まで、約六週間を双子座で過ごすことになります。
蟹座タイプのあなたにとって、双子座は「舞台裏」にあたる場所です。表のステージからは見えないけれど、次の出番に向けた準備はすべてここで行われます。衣装を整え、台本を見直し、呼吸を整える。そんな領域へ、火星が入ってくるのです。
火星は快適さを与える星ではありません。居心地の悪さを与えることで、人をあるべき場所へと押し出す星です。「なぜ自分はまだここにいるのか」という苛立ち、「このままなにもしなければ後悔する」という焦り、「どうしても手に入れたい」という渇望。そういった激しい感情を燃料にして、人を行動へと導いていきます。その先に待っているのは、その人が辿り着くべき運命なのです。
その火星が「舞台裏」に入る約六週間、表面上は静かに見えるかもしれません。けれど、内側ではまったく違うことが起こっています。理由のない焦りが湧く。漠然とした不満が膨らむ。なにかを変えたいのに、なにを変えればいいのか分からない。夜中にふと目が覚めて、考えがまとまらないまま天井を見つめる。そんな日が増えるかもしれません。それは、火星があなたの次の舞台に向けた準備を、静かに始めているからです。
蟹座タイプのあなたは、大切なものを守る力が誰よりも強い人です。あなたがそばにいるだけで、人は安心します。それは、場の空気を読み、相手がなにを必要としているのかを言葉にされる前に感じ取れるからです。けれど、この約六週間、火星が揺さぶってくるのは「誰かのため」ではなく、「自分自身」の領域です。ふだんはほかの人へ向けている感受性が、自分の内側へと向かう。それは、蟹座タイプのあなたにとって、少し落ち着かない体験となりそうです。
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