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土星が山羊座タイプにもたらす苦しみの終焉、そして、新たな舞台(2025.5/23〜2028.4/14)

2025年5月25日から、土星は牡羊座に滞在しています。そして、2028年2月14日までのトータル約三年間、牡羊座に滞在し続けることになります。

土星は、試練をもたらす星。ひとつの星座に二、三年滞在し、その期間、人々それぞれに取り組むべき課題、乗り越えるべき壁を提示します。人は皆、その試練と真剣に向き合うことで大きく成長していきます。試練を超えた先でしか見えない景色が存在し、そこでしか出会えない人がいます。苦難を通してこそ、自分の天職に辿り着くこともあるのです。

同時に、なぜその試練が必要なのか、苦しみがなにを生むのかも土星は教えてくれます。そう、土星は、あなたを未来へと繋ぐ階段を築く星というわけです。

2026年2月14日、土星は「改めて」牡羊座に移動しました。

この「改めて」には理由があります。土星は、2025年5月25日に一度牡羊座に入ったものの、7月13日に逆行を開始し、9月1日には5月25日まで滞在していた魚座へと一時的に戻っています(※逆行=いったんUターンし、過去の課題を点検する動き)。つまり、2026年2月14日は「二度目の牡羊座入りの日」であり、それが「改めて」という表現を用いている理由です。

以下、土星の動きを整理してみます。

2025年5月25日:牡羊座へ、約二年三ヶ月ぶりに移動。

2025年7月13日:牡羊座にて「最初の逆行」を開始。

2025年9月1日:逆行するあまり、ひとつ前の魚座へと戻る。

2025年11月28日:逆行を終了。順行を開始。

2026年2月14日:「改めて」牡羊座へと移動する。

この「改めて」という表現には、もうひとつ大切な意味があります。土星は、一度牡羊座に入りながらも、逆行によって「過去」に戻っていました。あえて一度立ち止まり、やり残した作業や見過ごしてきた課題に再び光を当てるべく、魚座へとUターンしたのです。それは、決して後退ではなく、これからの道をより確かなものにするための調整であり、未来へと向かう準備でした。

土星が「最初の逆行」を終え、「改めて」牡羊座へと移動したいま、過去の試練はより確かな意味を持ち始め、あなたが進むべき未来への道筋が明確に照らし出されています。苦難を乗り越えたあなたの目の前に用意されているのは、新たな舞台です。

ここでは、以下のふたつの章に分けて、土星が山羊座タイプのあなたにもたらしている運勢をお伝えします。②の期間に苦労しながらも成し遂げたこと(それは、自分でも気づいていない達成かもしれません)をベースに、①の現在の課題は生まれています。

①2025年5月25日から2028年4月14日までの約三年間、あなたが土星から受け取る課題。

②2023年3月7日から2025年5月25日までの約二年三ヶ月、土星の試練のもとにあなたが成し遂げたこと。

特に、①と②をあなたのなかでひとつのストーリーとして読み取ることがとても大切。②をベースとし、①の課題を解釈してみてください。お伝えしたとおり、土星が「最初の逆行」を終え、「改めて」牡羊座へと移動したことで、過去の苦しみは次々と現在、未来の可能性へと繋がっていきます。螺旋階段を昇るかのごとく、あなたは人生の高みへと進んでいくでしょう。

【①2025年5月25日から2028年4月13日までの期間、山羊座タイプのあなたが土星から受け取る課題】

2025年5月25日から2028年4月13日までの約三年間、山羊座タイプであるあなたは、「ホーム」を探す旅を続けることになります。

ここでいう「ホーム」とは、家族や家庭だけを意味するものではありません。もっと広く、「自分が安らぎを得られる場所」「自分が自然体でいられる場所」といった意味も含まれています。「ホームタウン」「ホームグラウンド」との言葉があるように、自分が安心して立つことができる場所、戻ってこられる場所こそが「ホーム」です。

さらに、「自分にとっての得意分野」「自分が誇りを持てる領域」といった意味でも「ホーム」は使われます。営業ならば誰にも負けない。商品の企画に自信がある。そんな「ホーム」もあります。あるいは、いま所属している会社や学校、コミュニティそのものが「ホーム」である場合もあるでしょう。「ホーム」を築き直すことが、土星があなたにもたらす約三年間の旅の目的です。

たとえば、この期間、子供の誕生や進学、転勤、引越しなどに加え、両親や家族の介護など、新たな課題が持ち上がるかもしれません。あるいは、夫婦関係においてトラブルが起こることも。かたちは人それぞれですが、あなたにとっての「ホーム」が揺れ動き、新しい生活のかたちを模索することが求められる時期に入っていくというわけです。そして、家族や家庭に限らず、あなたが「ホーム」と感じている居場所――職場の部署、仲間の集まり、地域のコミュニティなど――もまた、変化の波にさらされる可能性も。自分が得意としていた仕事、お金を稼ぐために築いてきたキャリアなども、見直しが必要となりそうです。

まず、強調しておきたいのは、これらの変化は、決してネガティブなものではないということです。

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