10月21日の新月が山羊座タイプにもたらす影響
10月21日午後9時25分、新月を迎えます。
新月とは、月が太陽と重なることで、私たちの目には月の光が完全に失われる瞬間。この「真空」のような瞬間は、過去の流れをリセットし、未来へと向かう新たな第一歩を刻む起点でもあります。ひとつの章を終わらせ、次の章を始めること。それは、ときに勇気のいる決断ですが、そんな決断をそっと後押ししてくれる、静かで力強い節目が、この新月なのです。
特に今回の新月には、「拡大と成長」を司る木星との鋭い共鳴が生まれます。
この配置は、あなたのなかにある「もっと先へと行きたい」という衝動を刺激し、心に眠っていた可能性を引き出そうとします。しかし、それは同時に、「いまのままでいいのか?」という厳しい問いかけ。成長には痛みも伴いがちですが、それを乗り越えてこそ、視野が広がり、世界が変わるというわけです。
木星は、2025年6月に蟹座へと移動しました。ここから、一年にわたる「幸運と拡大」をもたらす旅を始めています。
そんな木星が新月に対して強く働きかける今回、運命があなたに「どんな未来を望むのか?」と真正面から問うてくるようなできごとが起こり得ます。
新月を迎えてからの48時間は、願いや誓いを立てる時間です。
そう、進みたい方向、なりたい姿、到達したい場所を新月(それは、つまり宇宙の真空です)へと投げ入れるべきタイミング。まずは、木星が山羊座タイプに与える「幸運と拡大」の記事の確認を。あなたに押し寄せている「拡大」の波を把握したうえで、あなたのその想いを投げ入れてください。
美しく広がる暗闇となった新月は、あなたの想いを吸い込み、新たな光として満ちていくはずです。