
8月23日、太陽が乙女座へ。「熱」から「整う」へと運命が切り替わる!
8月23日午前5時33分、太陽が乙女座に移動します。この太陽は9月23日までの約一ヶ月間、乙女座に腰を据えて輝き続けます。世界はここから、ひとつの転換期を迎えることになります。
ちょうどこれまでの一ヶ月──7月22日から8月23日までは、太陽は獅子座に滞在していました。獅子座は太陽にとって「ホーム」と呼べる場所。そこに滞在した太陽はいつにも増して、強いエネルギーを世界に注いでいました。この期間、多くの人にとって感情や行動に熱がこもり、スピード感を持ってものごとが動いていたはずです。
しかし、その熱がひとつのピークを越えたいま、太陽が乙女座に入ったことで空気は一気に変わります。ここから始まるのは、いわば「整える一ヶ月」です。盛り上がったものごとのなかから本当に必要なものを選び取り、それを現実に根づかせていくような運勢が流れ始めるのです。
つまり、真夏に生まれたインスピレーションやできごとを、きちんと日常という器に収めていく。そんな「調整の季節」がやってきたというわけです。
とはいえ、この「乙女座の季節」は、決して穏やかというわけではないようです。占星術的に見ると、以下のように、とてもダイナミックなできごとが続く期間です。
- 9月6日、天王星が逆行を開始します。天王星は、7月7日に約八年ぶりに大きな星座移動を果たしたばかり。この逆行は「変わるべきことがまだ残っている」と知らせるかのごとく、私たちの足元を揺さぶってきます。それは、見慣れた日常にふと突風が吹くようなイメージです。
- 9月8日には皆既月蝕が起こり、ここから「蝕の季節」と呼ばれる特別な数週間がスタートします。日常の裏側に潜んでいた「もうひとつの運命」が浮上するような、運命の転回が待ち受けているのです。
このように、いま、時代全体が大きくうねりをあげているのですが、それでも乙女座の太陽は、私たちに「まず、今ここにあるものを整えよう」と静かに語りかけてきます。目まぐるしく変わる外界に振り回されないよう、自分なりの秩序を取り戻す。大きな波に立ち向かうための基盤をしっかりと整える。これらが、この期間に求められることです。
この「乙女座の太陽」がもたらす運勢は、星座タイプによって変わります。以下から自分の星座を選び、あなたの一ヶ月間の「土台」の運勢を確認してください。
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12星座別、太陽が形作る「土台」の運勢は?(8/23〜9/23)

