６月１７日、火星が乙女座に移動！ 情熱、欲望、そして、焦燥が運命を動かす。

6月17日午後5時35分、火星が乙女座に移動します。そして、8月7日までの約一ヶ月半、この星座に滞在することになります。

火星は、人々に情熱やエネルギーを注ぎ込む星です。その力は、ときにポジティブに、ときにネガティブに働きます。私たちに闘志や意欲を与える一方で、嫉妬や苛立ち、焦燥などをも湧き上がらせるからです。ただ、いずれにも共通していえることがひとつあります。それは、火星が私たちの「運命を動かす」ということです。

そもそも「吉」や「凶」は、その瞬間に決めつけられるものではありません。たとえば、恋人との別れ。痛みを伴うできごとのようでも、その別れが新たな出会いや人生の転機を連れてくるというのはよくある話です。最初は失敗したと思っていた選択が、のちに大きな成功への布石だったと判明することも、歴史のなかには数え切れないほど存在します。

同じように、いま目の前で起こっているできごとがどんなにネガティブに感じられたとしても、それがきっかけとなって、運命が大きく揺れ動くことも少なくないのです。むしろ、そんなきっかけがあるからこそ、人々は新しい流れに乗ることができるともいえます。西洋占星術であれ、東洋の占術であれ、根底に流れているメッセージは同じです。「吉」や「凶」が固定されたものとして存在するのではなく、すべては動き、巡り、循環していくということ。それが運命の本質です。

火星が乙女座に滞在する約一ヶ月半の間、あなたは、情熱や闘争心といった強いエネルギーを、よりリアルに、より鋭く感じるかもしれません。重要なのは、その感情の行き先を見失わないことです。心のなかの火がどこに向かって燃えているのか、なにに対して反応しているのかを、自分自身でしっかりと確かめましょう。情熱は、誤った方向に進めば空回りし、破壊的になることも。逆に、正しく扱えば、未来への架け橋に変わるはずです。

6月17日からの一ヶ月半、乙女座に滞在する火星がもたらす情熱のかたちは、星座タイプによって変わります。以下から、あなたの星座タイプの記事を選び、情熱の行方を確認してください！

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