9月30日(月)〜10月6日(日)の牡羊座タイプの運勢
10月3日、闇に包まれた新月が太陽へと近づき、その光を飲み込もうとします。しかし、完全には呑み込めず、新月の輪郭から太陽の光は漏れ出し、空に神秘的な光の環を描きます。そう、金環日蝕です(残念ながら、日本で見ることはできません)。9月18日の月蝕から始まった、月蝕と日蝕が連続する「蝕の季節」は、ここでピークを迎えます。
古来、人々は「蝕」に大きな意味を見出していました。たとえば、古代中国やメソポタミア、インカ帝国では、「蝕」は混乱の前触れと捉えられていたのです。一方で、アフリカのある部族では、日蝕は太陽と月が結婚するおめでたい瞬間と考えられていました。この神聖な結びつきは、豊作や多産をもたらすと信じられていたそうです。また、日蝕は神々と悪魔とが戦っている最中と考える地域も多くあります。日蝕を終え、太陽の光が戻ることは、善が悪に打ち勝ったことを示すというわけです。
(残り513文字)
ここから先は、SOLARITAプレミアム会員専用コンテンツです。
この続きを全文を読むには無料会員への登録後、
月額500円(税込)のSOLARITAプレミアムに登録してください。