４月２３日、火星が蟹座に移動！ 人々の思い、情熱、行動が二ヶ月ぶりに変わる合図です。

4月23日20時49分、情熱の星・火星が蟹座に移動します。火星は6月11日までこのまま蟹座に滞在します。

火星は人々に情熱を与える星といわれます。その力は激しく、あるときはものごとに打ち込むための集中力として、あるときは思いを寄せる人への執着として、あるときは進展のない人生へのもどかしさとして、火星の司る情熱はさまざまな形で人々に押し寄せます。その激しさから昔の占星術では「凶星」と考えられていたのですが、実際はそうではまったくありませんし、いまそのように考える占星術家もほとんどいないはずです。

では、火星の激しさはいったい私たちになにをもたらすためなのか。それは「運命が正しい方向に進むこと」と考えることができるのです。

運命を動かすのに最も大切なのは行動です。自ら動かないことには、その人の周囲にあるはずの「可能性」が埋もれていくものです。星も暦（こよみ）も絶えることなくさまざまな「可能性」をもたらしてくれるのですが、そこに働きかけることがなければ、可能性が現実として展開することはないものです。企画が採用される可能性、あの人と交際する可能性、新たな道を見出す可能性。さまざまな可能性が浮かんでは消えていくなか、大切なのはその可能性を現実に変えるよう行動していくことです。

ただ、運命に沿った正しい行動とはなにかというのも難しい問いです。行動といっても、むやみやたらと動き回ればいいというものではないはず。運命が埋もれないように、星が導いてくれる可能性に辿り着くにはどうすればいいのか。そう、火星が担う情熱とは、この「正しい運命に辿り着く道しるべとなるもの」と考えられるのです。情熱に導かれて行動することで、運命を正しい方向に動かすことができるのです。

4月23日からの約二ヶ月間、火星は蟹座に滞在します。そこで火星はさまざまな情熱を人々に注いでいくのですが、全体としてより内側、自分が親しんできた大切な関係、場所などに火星のエネルギーが向かう傾向があります。世界中の人々が改めて自分が所属すべき場所を見出そうと動き出すようなイメージです。

そして、火星が注ぐ情熱のカタチは、より具体的にはその人の星座タイプによって変わります。以下、自分の星座タイプの記事を確認して、この約二ヶ月の情熱の行方を確認してください！

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