６月１７日、金星が蟹座に移動！ 「ときめき」が親密さへと繋がる期間へ。

6月17日午後2時20分、金星が蟹座に移動します。金星はそのまま7月12日まで、蟹座に滞在することになります。

金星は日常に輝きをもたらす星です。雲間から顔を出した太陽が風景を一瞬にして鮮やかな色彩で染め上げるかのように、私たち日々触れる世界を一気に輝かせてくれるのです。恋をすることで世界が一変し、まるで別の次元に迷い込んだかのような体験をしたことのある人は多いはず。金星が恋愛の星といわれるのは、このように、平凡な日常を魔法のごとく変容させる力を持っているからです。

金星が司るのは恋愛だけに限りません。なにかに没頭していくうちに、それまで気づかなかった世界の豊かさに圧倒されることはよくあることですが、これは人間関係や趣味はもちろんのこと、仕事にもいえます。たとえば、全身全霊で取り組むうちに、そこに単なる義務を超えた輝きや喜びを感じたり。つまり、こういった「ときめき」や「ワクワク」といった感情を呼び起こす触媒のような役割を果たすのが、金星という星なのです。

6月17日からの約一ヶ月、金星は人々に親密さをもたらします。「外」ではなく、「内」を輝かせるべく働くのです。それが恋愛であるならば、運命の出会いが訪れるというより、身近な人のなかに新たな魅力を発見することになるのかもしれません。また、それが仕事であるならば、新しいプロジェクトが始まるというより、ふだんから手がけているなにげないルーティンワークに大きな可能性を見出すことになるのかもしれません。この期間の金星は、いまある世界を親密にギュッと凝縮させるような働きをしていきます。

以上が、蟹座に滞在する金星がもたらす大きな流れです。ただ、人々に与える具体的な影響は、星座タイプによって変わります。以下にてあなたの星座タイプを選び、金星が生み出す輝きのカタチを確認してください。

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