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10月10日の新月、蟹座タイプの物語は帰る場所から書き直される。

10月10日深夜(正確には11日午前0時50分)、天秤座の空に新月が生まれます。

月は、占星術において、不思議な役割を担う星です。約一ヶ月で12星座を巡っているのですが、木星がひとつの星座に約一年、海王星に至っては約14年も滞在することを考えれば、その速さは際立っています。木星や海王星など、ゆっくりと進む星たちは、私たちの運命にもゆっくりと働きかけます。ただ、その変化はあまりにもゆるやかなため、日々の暮らしのなかではなかなか気づくことができません。

そこで、月が働きます。スピーディーに旅をしながら、さまざまな星が生み出している運命の流れに触れ、それを私たちの心に運ぶのです。遠く、大きな時間のなかで動く「運命」と、今日、明日と揺れ動く私たちの「心」。そのふたつを繋いでいるのが、月というわけです。

そして、新月とは、月が太陽と重なり、地上からその光が見えなくなる瞬間。光を失い、いったん静かな器となった月は、今度は私たちの側にある願いや決意を受け止め、それを抱えながら再び満ちていくことに。新たな運命のサイクルの「始まり」であり、これからどう生きたいのか、どこへ向かいたいのかを、私たちが月に託すことのできるタイミングであるともいえます。

今回の新月には、強い後押しがあります。新月が生まれる瞬間、月は「幸運と拡大」を司る木星と美しく共鳴するのです。木星は、今年6月30日に獅子座へと移動。それ以降、蟹座タイプのあなたに「幸運」をもたらし得る「可能性」を届け続けていますが、この共鳴によって、新月という新たな運命のサイクルの「始まり」に合わせてエネルギーを送り込むことに。つまり、この新月に託した願いや決意は、その場限りで消えるものではないということ。この先、時間をかけて大きく育っていきます。

今回の新月が生まれる天秤座は、蟹座タイプのあなたにとって、帰る場所を象徴する星座です。あなたがどこへ帰り、なにを拠りどころとして生きていくのか。その章が始まろうとしています。

それでは、この新月にどんな願いや決意を託すべきなのか。以下で詳しく読み解きます。

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