金星が射手座タイプにもたらす「ときめき」「ワクワク」(12/25〜2026.1/17)

金星は「愛と美の星」と呼ばれがちですが、その本来の力はもっと奥深く、私たちの生活そのものを生まれ変わらせる魔法といえるもの。金星がもたらすのは、単なる恋愛運ではなく、日常のなにげない瞬間に宿る「輝き」です。長いこと閉め切っていた窓を突然開け放つかのごとく、当たり前になり過ぎて見えなくなっていた日常の輝きを、再び鮮やかに甦らせてくれます。

12月25日から1月17日まで、金星は山羊座に滞在します。射手座タイプのあなたにとっては、「所有」「手触り」といったキーワードが浮かび上がるとき。つまり、あなたの内側にある「好き」という感情が、現実の世界で具体的な価値として結実していく。そんな不思議な錬金術が起こる期間です。

今回、金星の力は特別に強く働きます。というのも、この期間中はすでに太陽と火星が山羊座に滞在しているからです。太陽は12月22日の冬至に、火星はそれよりも前にこの星座に移動したのですが、そこに金星が加わることで、三つの重要な星が山羊座に集結した状態になるのです。占星術においては、火星は男性性を、金星は女性性を象徴しており、このふたつの星は本来、お互いを強く引き寄せ合う性質を持っています。太陽という安定した基盤の上で、この組み合わせが特別な「発見」と「拡張」のエネルギーを生み出すというわけです。

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