水瓶座タイプへ：　「最初の逆行」を終えた海王星が約１４年かけてあなたに紡ぐ「縁」とは？（2025.3/30〜2039）

2025年3月30日、海王星が牡羊座へと移動しました。これは、海王星にとってじつに約13年ぶりとなる星座移動。つまり、約13年ぶりに、海王星がもたらす運命が変わったことを意味します。海王星はここから約14年もの長い年月をかけて、新しい運命を人々に授けていくことになったのです。

それでは、海王星がもたらす運命とはなにか。端的に表現するならば、「縁」です。海王星は、目に見えない糸を紡ぎ、人と人、人と自然、過去と未来との「縁」を静かに紡ぐ星。その「縁」は、偶然訪れるように感じられることもありますが、深い無意識のレベルで導かれた必然です。約14年がかりで、あなたに新しい「縁」を紡いでいくというわけです。

水瓶座タイプの場合、海王星のこの「世紀の大移動」は、あなたという存在に深い変化をもたらすきっかけとなったできごと。この海王星の移動によって、あなたの「縁」がこれまでの「身近な縁」から「広く社会へと広がる縁」へと、その方向性が大きく変わっていきます。

また、2025年7月5日から12月10日まで、海王星は牡羊座において「最初の逆行」を行いました。

これは、2025年3月30日までの約13年間（海王星@魚座時代）の「縁」と、3月30日からの約14年間（海王星@牡羊座時代）の「縁」とを繋げていくための期間でした。繋ぐべきもの、捨てるべきものを（自分では気づかなくとも）選択するなか、過去に関わりのあった人や言葉、組織や状況との再会を経験した人も多いはずです。

こういった調整を経たことで、海王星がもたらす新たな約14年間の「縁」は、これからさらに確実に、より深く根づいていきます。海王星は、あなたをさまざまな人、もの、情報、時間へと繋げるという役割を担っていますが、それによって、これまでの人生における世界とはまったく異なる世界との繋がりが生まれることに。今後、その繋がりはさらに新しい繋がりを生み出し、「縁」そのものも進化を遂げていくでしょう。

以下にて、海王星が水瓶座タイプにもたらす約14年間の「縁」について、詳しくお伝えしていきます。

【海王星が水瓶座タイプに授ける、約14年間の「縁」】

2025年3月30日までの約13年間、海王星はあなたと身近なものとの「縁」を紡いできました。それは、日々の暮らしのなかで手に触れられるものとの深い結びつきかもしれません。確かな手応えのある人との出会い、あるいは、あなたの生活に根づいていく場所やものとの縁。そういった実感を伴う「縁」が、あなたの無意識の世界で次々と結ばれては消えてきたはずです。身近な家族や恋人、友人は、ときにあなた自身の延長のように感じられることも。その人の喜びや痛みを自分のことのように感じ取り、住み慣れた場所や職場への強い愛着から、些細な変化にも敏感に反応してしまう。あなたはそんな経験をしてきたのではないでしょうか。海王星はこれまで、あなたを「現実」を結びつけてきました。あなたと日常を密接に織り合わせ、抽象的な概念ではなく、触れることで互いに変化をもたらす確かな感覚を育んできたのです。

2025年3月30日以降、この「縁」は新しい性質を帯び始めます。これまでの手触りのある身近な「縁」から、より広く社会に向かって伸びていく「縁」へと変容していきます。それは、あなたの周りに育まれた確かな関係性が、より大きな世界へと広がっていくような動き。または、身近な関心ごとが社会的意義を帯びた活動へと発展していく変化。そう、小さな泉から川が生まれ、その流れが次第に大きくなっていくように。これまで親密な空間で育んできた縁がより広い世界へと流れ出していく。そんな新しい「縁」の広がりが、あなたの前に姿を現し始めます。

たとえば、これまで個人的な関心ごとだったなにかが、より多くの人々と繋がるきっかけとなるかもしれません。また、身近な場所での出会いが、思いがけず大きなネットワークへと発展していく可能性も秘めています。あなたの「縁」は、これからより広い世界への扉を開こうとしているのです。

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