水星が魚座タイプにもたらす五段階のコミュニケーションの物語（3/3〜5/10）

今回、水星が牡羊座に滞在するのは、3月3日から5月10日まで。ただ、逆行を挟むことによって、水星は一時的にひとつ前の魚座に逆戻りしてしまいます。その結果、水星はふだんの三倍以上という期間をかけてふたつの星座を行ったり来たりすることに。これは、特に魚座タイプのあなたのコミュニケーション運を大きく更新する期間といえます。また、星の逆行には、やり残した課題を果たすために「過去に戻る」という意味合いも。過去に出会うべきだった人、交わすべきだった言葉と改めて出会うことがあり得るときなのです。

ここでは、水星が星座を行ったり来たりする約二ヶ月間、魚座タイプのあなたのコミュニケーションが辿る道筋を、以下の五つの期間に分けてお伝えしていきます。

①3月3日～3月15日：水星が牡羊座で順行する期間

「新たなコミュニケーションが生まれる」

②3月15日～3月30日：水星が牡羊座で逆行する期間

「新たな交流を手に入れるために必要なコミュニケーションの調整が行われる」

③3月30日～4月7日：逆行中の水星がひとつ前の魚座に戻り、逆行を続ける期間

「やり残した課題に出会う」

④4月7日～4月16日：逆行を終えた水星が改めて魚座で順行する期間

「出会うべきだったコミュニケーションを、改めてやり直す」

⑤4月16日～5月10日：水星が再び牡羊座に滞在する期間

「後戻りを経て、①の新たな交流がしっかりと形作られる」

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①3月3日～3月15日：水星が牡羊座で順行する期間

魚座タイプのあなたにとってこの期間は、言葉やアイデア、企画を積極的に社会へと巡らせるべきとき。それも、抽象的なイメージではなく、できるだけ具体的な数字をもって、それを必要とする誰かへと言葉や企画を投げかけることが必要になってきます。あなたはこの期間、「現実世界」へと歩み出すフェーズのなかにいるといっていいでしょう。空想ではなく現実、アイデアよりも実行……そんな空気が渦巻く中で、仕事を含めたシビアな「現実世界」に、あなたは乗り込んでいくことになるのです。魚座タイプのあなたがアイデアや想いをぶつけながら参加していくイメージです。

水星は、あなた自身に働きかけるというより、基本的にあなたの企画やあなたの言葉に働きかけます。だから、この3月3日から3月15日までは、言葉や企画を社会的な繋がりに向けて吐き出すこと、アウトプットすることがとても重要。抱え込み、考え過ぎるよりも、断片的でも箇条書きでもいいので、なるべく外に出すべきです。その言葉や企画にエネルギーを与えるのが、水星という星。あなたを中心とした社会的な繋がりの上で、放った言葉や企画はまるで生命を持っているかのように、目標に向かって動くことに。この期間は具体的な言葉であればあるほど、その動きが強まります。その言葉や企画にエネルギーを与えるのが、水星という星。あなたを中心とした社会的な繋がりの上で、

（残り2017文字）