太陽が蟹座タイプに与える「土台」の運勢(2/18〜3/20)
太陽は約365日かけて、12の星座を均等に巡っていきます。太陽は世界に「季節」をもたらし、そして、人々に「時間」をもたらすという役割を担っています。たとえば、土星や木星といった星は12~30年というペースで12星座を旅しており、その影響はじっくりゆっくり人々に降りかかります。一方で、一ヶ月に一度のペースで星座を移動する太陽は、より日常レベルで、基盤としての「流れ」をもたらしていきます。
2月18日、太陽が12星座「最後の世界」である魚座に移動します。太陽はそのまま3月20日までの一ヶ月間、魚座に滞在し、日常の「土台」となる運勢を形作っていきます。そして、この太陽は「締めくくりの光」ともいえる、特別な輝きを持っています。 というのも、太陽が牡羊座へと移動する3月20日が春分だからです。春分は、太陽が真東から昇り、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。この日は世界中で、古くから神聖な日とされてきました。日本では彼岸の中日として、あの世からの懐かしい人々をこの世に迎え入れる日でもあります。いわば「太陽が甦る日」なのです。
こういった考え方は、西洋占星術においても同じです。西洋占星術では、太陽を、私たちの日常生活の「土台」となる運勢を形作る、中心的な星として捉えています。この太陽が春分を迎え、一年間の旅路を終えると同時に、新たな周期を始めるのです。つまり、西洋占星術においては、3月20日こそが新しい年が幕を開ける瞬間というわけです。
この「始まりの光」を前にした「締めくくりの光」は、蟹座タイプのあなたを
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