あなたの運命

2月12日の満月は、乙女座タイプのなにを照らすのか?

2月12日午後10時53分、私たちは満月を迎えます。 この満月は、ネイティブアメリカンの間ではスノームーンとも呼ばれる満月。雪深い厳冬期の深夜、太陽の光を正面から浴びることで、月はその真円を描き切るのです。

西洋占星術では、満月の瞬間をひとつの達成のときと捉えています。すべてが闇に包まれた新月から始まり、日々その姿を大きくしながら上弦を過ぎ、満月へと至るその過程は、私たちの心の軌跡とも重なります。

古来、月は人々の心と深い絆を持つと考えられてきました。満月とは、私たちの心がひとつのサイクルを完成させる神秘的なとき。人々の思いや悩み、願いや誓いを静かに受け止めてきた月は、満月の瞬間にその光を放つことで、私たちの歩みを照らし出します。

そして、今回のスノームーンには、さらに特別な意味が加わります。「幸運と拡大」を司る木星が、この満月と共鳴するのです。木星は、私たちの願いや努力を大きく育て、幸運へと導く星。注目すべきは、木星が一週間前の2月4日に逆行を終えたばかりだという点です。これまで内側に向かっていた幸運の力が、いま、まさに外へと向かって動き出そうとしているのです。

木星が持つ幸運の力と満月が共鳴し合うことで、あなたの進むべき道がより大きな可能性として照らし出されるときです。特に2024年5月ごろから心に温めてきた想いがあるならば、この日、満月に照らされた新たな道筋として、改めて日常に姿を現すこともありそうです。

ここでは、2月4日に逆行を終えた木星が乙女座タイプのあなたにもたらす「幸運と拡大」をお伝えします。今回のスノームーンが木星のもたらす運命を刺激し、あなたの幸運が加速する。そんなイメージとともに、文章を読んでみてください。