1月29日は新月。月が告げる新たな一年の始まりに、願いを。
1月29日午後9時35分、新月を迎えます。
この新月は、旧暦での元日にあたる「旧正月」を告げるものです。月の満ち欠けに基づいた暦が旧暦であり、年初めと月初めはつねに新月とともに始まります。すべての光を失った新月は、「始まり」の象徴。今年最初となるこの新月は、一年の始まりを告げる大いなる「真空」と解釈できます。
新月とは、いわば大きな呼吸の「息を吐き切った」瞬間。すべてを手放してからっぽになった空間には、不思議な引力が宿ります。人々の願いや誓いは、この深い闇へと静かに吸い込まれていき、やがて生まれ出る月の光のなかで、新たな形となって芽吹き始めます。だからこそ、人々は古来、この「真空」に新しい年の始まりを重ね、願いや誓いを投げかけてきたのでしょう。古いしがらみを断ち切り、新しい年に向かって空気を入れ替える。つまり、新月とは、切り替えやリセット、断捨離の象徴ともいえるのです。
お伝えしたとおり、旧正月は新月が知らせるもの。すなわち「月が示す新年」ですが、東洋の世界においては、もうひとつお正月が訪れます。2月3日の立春です。
太陽が黄経315度の位置に達するタイミングに合わせて決められているのが、この立春。暦の上では、春の始まりを知らせる日でもあります。これをふまえると、立春を「太陽が示す新年」と表現することができます。
2月3日の立春を迎えることで初めて、年の干支が「乙巳」に変わります。そう、ここから四柱推命の一年間の運勢が変わるのです。いまはまだ「甲辰」年の大詰めですが、「乙巳」年の運気がまもなく世の中を包み込むことになります。
以下にて、2月3日から始まる「乙巳」年の四柱推命タイプ別運勢をお伝えします。一年間の運勢を確認しつつ、新月に改めて、新しい一年に向けての願いや誓いを投げ入れてください。
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