四柱推命で占う、あなたの「乙巳」年の運勢(2025.2/3〜2026.2/3)
2月3日の立春をもって、干支が「乙巳」年に変わります。四柱推命的には、ここで一年間の運勢もガラリと変わることになります。
2025年が「巳」年であることを知っている人は多いと思いますが、正確には「乙巳」年です。本来、干支とは、天干と呼ばれる10の要素と十二支との組み合わせ、60パターンから成っています。これら干支は毎年グルグルと規則的に巡っていき、60年で一周することに。これが還暦です。
「乙巳」の天干である「乙」は、草花を意味するもの。風に揺られ、しなやかに育っていく草花のごとく、柔軟でありながら、着実に成長していくさまを表します。一方、十二支の「巳」は、蛇を意味すると同時に、初夏の季節も象徴します。つまり、「夏の始まり」であり、春の静けさを経て、いよいよ本格的な活動の季節へと向かっているところ。躍動的なエネルギーが湧き上がるときです。
これら「乙」と「巳」のエネルギーが組み合わさった「乙巳」年は、新しい成長のサイクルが始まる年といったイメージ。約三年にわたる「夏のサイクル」の入り口に立つ年でもあります。2025年の「巳」は初夏、2026年の「午」は真夏、2027年の「未」は晩夏。これから三年間、夏の異なるフェーズが順番に世界を包み込んでいくのです。
四柱推命は干支の組み合わせを解釈する占いです。その大元には五行という思想があります。これは、木、火、土、金、水という五つのエレメントで世界を解釈するもの。木は火の燃料となり、火は土となり、土から金が作られ、金鉱脈は水を生み出し、水は木を育てます。このように、五つのエレメントが循環し、刺激し合うことで、世界が巡っていくというのが、五行の考え方。この五つのエレメントをベースにした干支を読み解けば、人々の根本的な運命や年ごと月ごとの運勢などを割り出すことができます。
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