1月13日の満月は獅子座タイプのなにを照らすのか?
1月13日の夜から14日の朝にかけて、満月を迎えます(14日午前7時26分が満月の瞬間です)。
これは、ウルフ・ムーンとも呼ばれる満月。厳冬期にオオカミが遠吠えをする声が響き渡ることから、ネイティブアメリカンによってこの名が付けられたといわれています。そして、この満月は、12月31日の大晦日の新月に光が満ちたもの。2025年が本格的に始まったことを告げる、美しい輝きです。
満月とは、いわば、ひとつのサイクルの達成。新月のタイミングで光を失った月が少しずつ光を増やし、そのピークとなるのが満月です。強い光で私たちの運命を照らし、人々が成し遂げたことを輝かせ、これから進むべき道を示すのですが、今回は人々の新年の誓いを吸い込んでいるので、満月を合図に、なんらかの一里塚に達する人も出てくるはずです。
また、特筆すべきこととして、満月の瞬間、月が海王星、天王星とそれぞれ美しく共鳴することが挙げられます。このふたつの星は、今年、星座大移動を行います。そう、無意識の星・海王星は約13年ぶりに、変革の星・天王星は約八年ぶりに、星座を移動するのです。今回の満月は、これらがもたらす運命と強く共鳴し、激動の2025年の本格的な始まりを強く輝かせることになるでしょう。
以下、この満月と共鳴するふたつの星について、解説していきます。
まず、今回の満月は、海王星とセクスタイルと呼ばれる共鳴をします。海王星は無意識世界を司る星。人々の意識の遥か深い場所で、森羅万象を繋いでは解いていきながら、世界をゆっくりと巡らせていく役割を担っています。つまり、海王星は「縁」を紡いでいく星なのです。あなたと人、あなたと場所、あなたと時間、あなたと言葉や概念などなど。あなたと世界とのさまざまな「縁」を紡ぎ、つねにあなたに新しい輪郭を授けようとしていきます。
海王星が約13年ぶりに星座移動を行うのは、3月30日。次の牡羊座へと向かうまで、海王星は魚座の旅の最終盤を過ごしています。今回の満月があなたのこれまでの歩みを照らし、新しい「縁」へと繋げていくことをイメージしながら、海王星が獅子座タイプに与える影響についての記事を読んでみてください。
そして、今回の満月は、天王星とトラインと呼ばれる共鳴をします。天王星は変革をもたらす星。約八年もの年月をかけて、人に、世界に、時代に、大きな変革をもたらす役割を担っています。
天王星は牡牛座から双子座へと移動することになるのですが、これは、約八年ぶりに変革の流れが大きく変わるタイミングです。これまでの約八年間の変革が、新たな約八年間の変革へとギアチェンジする。そんなときです。
天王星が約八年ぶりに星座移動を行うのは、7月7日。現在、天王星は牡牛座において、「最後の逆行」をしています。天王星と共鳴する今回の満月が、あなたのこれまで約八年間の変革を照らし、新たな約八年間の変革へと導くことをイメージしながら、天王星が獅子座タイプに与える影響についての記事を読んでみてください。